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プヲタピーターパン症候群・・・略してプヲターパンがお届けする熱さの押し売りブログ 〜欲しがりますよ勝つまでは〜
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『三沢光晴追悼興行』観戦記-2
▼第3試合
○石森太二&Rマルビン
(8分56秒 片エビ固め)
金丸義信&菊地毅●
※掟破りの逆タッチアウト

正式にタッグチームとして動き出した石森&マルビンの両足がマットから離れてる時間の方が長そうな実写版四次元殺法コンビ!

対するは、石森に対し「この怨みはらさでおくべきか!」と言わんばかりの憎しみ丸出しで迫る義信さん!(ゲンバism)

石森組とすれば、Jrタッグのベルト獲りに向けてアピールを行う絶好の場。

その意気込みを示すかのように、とにかくこの試合の制空権を独占し、飛んだり跳ねたりで躍動しまくる石森&マルビン!

負けじと、ダコタism溢れる「ヒャッホ〜」式ダイビングボディアタックを決めて沸かせる義信さん!

そんなスピード感溢れる面々の中で、足元がおぼつかない感じでベロンベロンのグデングデンといった酔っ払い状態の菊地さん…。

哀愁漂よわせ過ぎ!!

この2人だって、元IWGPジュニアタッグ王者チームだったわけだけど、石森&マルビンは飛び技以外にもキレのある技を連発!とりわけ各種合体殺法もドンピシャで決まり、最後は450°スプラッシュで死に体の菊地さんを引きずり起こし、義信さんの眼前で…

「サンダーデスドライバーだ!」

「いやいや、ここはタッチアウトでしょ(笑)」

こんなくだらないやり取りをしながら観るのもプロレス観戦の醍醐味だ!肩の力を抜いて見れる試合では大抵こんな感じで誰かしらががボケて誰かしらがツッコミを入れる!

だって、プロレスほどツッコミ所のあるスポーツもないし、そういう楽しみ方も出来るからこそ大衆娯楽として人々を魅力する可能性を秘めているんだと思ったりするのだ。


話を戻して、マルビンに捕まった義信さんに見せつけるかのように、切な過ぎるやられっぷりの菊地さんへ掟破りのタッチアウトで完璧な3カウントを奪って見せた石森。

この挑発に義信さん俄然ヒートアップ!

花道を下がる石森&マルビンを追いかけてって3人で絡み合いながらバックステージに消えていきました↓↓

仲良しかっ!
↑廊下は走るなよ!

その様はまるで中学生の休み時間のようで、思わず「仲良しかっ!!」とツッコまずにはいられませんでしたww

そんで、これ勢い余って入場ゲート入り口にあるNOAHロゴの入ったボードにぶつかって傾かせちゃってさ・・・縁起が悪いったらないよ(苦笑)

調子に乗って騒いでたら廊下の隅にある消化器にぶつかっちゃって…プッシューときて、ヤッベーやっちゃったよぉ…みたいなね(笑)


そんなこんなで、ジュニアタッグ戦線に堂々参入の石森&マルビン!

その華麗な空中殺法&合体殺法からアポロ55やモーターシティマシンガンズともやらせてみたいワクワクさせられるタッグチームだぜ☆


ただ一つ言いたいのは…マルビンよセコンドにつけと(笑)

詳しくはこちら⇒『セコンド職人井上雅央』


コレ三沢さんからも言ってやって下さいよ!

唯一ついてたのが三沢さんの試合の時だけだったんですから…

「まぁこういうのは付きたい奴がつけばいいんであって、強制するもんじゃないからね…」

三沢さんならそんな風に言いそうだけども、なんかこの自由人っぷりって案外玄藩との悪童タッグの方が似合うかもしれないよね。

どうですかね?三沢さん(笑)


▼第4試合
○バイソン・スミス
(7分32秒 片エビ固め)
谷口周平●
※バイソンテニエル


6月の後楽園ホールでの10番勝負でも対戦した両者。

その試合での谷口の見せ場は、リフト式のベリートゥバックとジャーマンのみ。

そして、それはこの試合でも一緒でした。

怪物っぷりを如何なく発揮したバイソンに、リング上からリフトアップで花道に放り投げられ、高角度投げ捨てパワーボムでリング内に戻され、花道を激走してのフライングショルダー弾を浴びて吹っ飛び、場外へ落とされたら今度はコーナー最上段からショルダーが降ってきた!

弾丸バイソン!
↑花道疾走弾丸ショルダーアタック!!by梅村

かつて、三沢さんが超世代軍として上を目指していた時、そして四天王として究極の激闘を繰り広げていた時…そこには不沈艦、人間魚雷、殺人医師が!更に新世紀になると皇帝戦士が!

いずれも最強外国人と呼ばれた手のつけられないこの猛者達は、こんな無茶苦茶でデタラメな暴挙を日常茶飯事的に繰り返していた。


森の都城仙台で、ゴディの場外マットを外してのパワーボムで失神させられた三沢さん。

同じく、ウィリアムスに控室まで抱えられてのオクラホマスタンピートを喰らった川田。

ブルロープに手を掛けられ怒り狂ったハンセンから、腕の肉が抉られる程の椅子攻撃を受けた小橋さん。

みんな、そんな常識外れ規格外の技ではない技で、やられた分だけ強くなってきたのだ!!


さらに、ロープに飛んだ谷口は、カウンターでウェスタンラリアット級の一撃を喰らって、浮いた体が危ない角度でマットへ!

それこそ、デジャヴかと思ってしまうくらいあの日と同じ流れだ。

これでほぼ勝負あり、最後はダメ押しのバイソンテニエル…完敗でした。

かつての三沢さん達が喰らって来たような無鉄砲な攻めを受け止めてよくぞ頑張った!

そう言いたいところですが、大舞台で与えられたリベンジのチャンス!成長の跡を見せつけて欲しかったのに、前回と変わらない内容じゃしょうがないじゃないか…。

きっと前回の試合を見たほとんどの人がそう思っただろう。期待されている分だけ見方も厳しくなってしまうけど、まだまだもっともっと出来る筈だ!

今の谷口は、ハンセンに鍛えられていた頃の大森さんがダブって見える。

モアファイト!モアファイト谷口!


三沢さんも、覚醒する日をきっと心待ちにしていると思うよ。


そして、最強外人っぷりを存分に発揮したバイソンは勝ち名乗りを受け、花道を下がって行く途中で歩みを止めて、その場に膝まずき三沢さんの遺影に向かい深々と礼。

日本名として梅村と名付けられるほど、日本人よりも日本人らしい魂を持つバイソン。

名古屋大会でのGHCタッグ戦でも、自身の雪崩式フランケンで頭を打ちながら顔面をクシャクシャにして浪速節溢れる奮闘を見せてくれたバイソン。

このシーンには、あの日、あの場所にいた者にしか分からない思い・・・今日という日が、ずっと抱え込んでいたその思いにケジメをつける為の区切りとなる特別な日だったんだなと・・・。

改めて感じさせられて、目頭が熱くなりました。


バイソンありがとう!これからは三沢さんの為にも、もうプロレスを辞めようなんて思わないでくれよ!

そして、あの日見い出しくれた三沢さんの恩に報いる為にも、最強外国人として頂点を極めて!若い世代の壁になってくれ!!


あの頃の三沢さんを何度も叩きのめした、あの荒くれ者の猛者達のように…。

| 観戦記 | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『三沢光晴追悼興行』観戦記-1
▼第0試合
△川畑&志賀(10分時間切れ引き分け)多聞&泉田△

泉田…久しぶりに見たわ。昔から紙テープの量だけは凄いよなぁ。相撲上がりは伊達じゃないってか?

多聞ちゃんがダークマッチとは…現状を考えるとしょうがないけど、過去の輝きを知る者としては寂しい限り。ただバチバチでのバラモンタモンやサムライTVの中継での理路整然とした解り易い解説は個人的に大好きです!

この中で言えば、川畑さんがここ最近では一番頑張っている印象。8・29のディファ大会で小橋さんに挑んだ白GHC戦でもよく頑張ってました。

実際この日も、得意のセントーンを武器にまだ明るくてざわめく場内を沸かせていました。

志賀のアニキは、この日も自らの試合が終わるとすぐにTシャツを着込んで第1試合からセコンドに付いていました。サムライTVでの中継の解説も思ったより聞き辛くなくて良かったよ!

そして、この試合が終わると場内は暗転し、エメラルドグリーンのレーザー光線が飛び交う中、大会の開始を告げるかのように流されたのは、懐かしのタイガーマスクのテーマ!!

オープニング!

この曲の旋律は、何処か哀しげである一方で、これから先に起こる何かを期待させるようでもあって…

これはきっと、第1回Jrヘビー級リーグ戦の出場者決定戦にかけてるのかなと思いました。


▼第1試合 Jrヘビー級リーグ戦出場者決定戦
○平柳玄藩(8分33秒 片エビ固め)伊藤旭彦●
※昇龍玄藩

伊藤vs玄藩
↑ブリッジには光るモノがある伊藤のJレッグロールC

伊藤と玄藩…正直この2人のどちらかを落とすってのもなかなか酷なマッチメイクだと思う。

今の勢いから行けば玄藩だと思うけど、伊藤にはこのリーグ戦を浮上のキッカケにしてもらえればと思っていたので、結構ハラハラしながら勝敗の行方を見守っていました。

結果、リーグ戦への切符を掴み取ったのは平柳玄藩!

レフェリーの目を盗んで伊藤の股間を蹴り上げ悶絶させてから、ロープに飛んでランニング式の昇龍玄藩!

もとい本人曰く「昇天玄藩」で、伊藤を豪快にかち上げて説得力充分の勝ち名乗りを上げました。

う〜ん伊藤…なかなか燻ってる現状を打破出来ないですね。これが新日や全日ならしばらく海外での武者修行とかって手もあるんだろうが、残念ながら今のノアではそういう手法は用いていない…。

とにかく今の伊藤はファイプロで言うところの、エディットを作成する時のデフォルト1みたいな感じなのだ。

つまり、強い個性が欠けているってことです。

青木の様に腕ひしぎ一本に拘る【技】なり、ゲンバ御大の如く突き抜けた【キャラクター】なり、何か一つコレなら誰にも負けないっていう強みを身に付けて貰いたい。

それも早急にだ!!

これで本当に次期ナビのリーグ戦に出場出来ないならば、しばらくROHに参戦とかは無理なんでしょうか?!

一方の玄藩は、ガラにもなく花道を下がる途中に三沢さんの遺影を見上げペコリと一礼して下がっていきました。

王道の流れを汲むこのマットで突然変異的に生まれた悪童キャラ。今では色んな意味でノアに欠かせないくらいの存在感を放つまでになりました。

三沢さんもきっと、その口八丁手八丁の小悪党っぷりをグフフフとほくそ笑みながら見てくれていることでしょう。


あの広島大会の2日前、飲み会の席で三沢さんは鼓太郎に

「『ROOKIES』って見たことあるか?あれはいい。絶対に見たほうがいい」

無邪気な笑顔でそう言ったんだそうです。(Number PLUS追悼特別編集号より)


ナルホドこれは玄藩からも鼓太郎に勧めなきゃだね。だって、ROOKIESって言ったら玄藩でしょ?!

三沢さん安心して下さい。

明日が見えなくなったら玄藩を見ればいいんですから!

プロレスを愛する、そしてノアを愛する全ての者よ…夢にときめけ、明日に煌めけ!



▼第2試合 Jrヘビー級リーグ出場者決定戦
○青木篤志(6分59秒 腕ひしぎ逆十字固め)NOSAWA論外●

青木と論外
↑握手を求める論外、この後青木の痛烈ビンタを喰らいました。


当初予定されていた宮原が体調不良で欠場となり、神栖大会に乗り込んでの田上社長とのスキットを挟んだ上で、GURENTAIの論外が出場決定戦に割り込んできました。

個人的に、この流れには正直言って附に落ちないものがありました。

三沢さんの追悼大会という名目の大会で、出場出来ない選手もいる中、他所者の三沢さんと何の縁もない選手がそんな簡単に出場出来ちゃうってどうなんだろうと。

一緒に観戦した先輩が、「追悼大会なのに、マッチメイク的にそれを感じさせるカードって第6試合くらいだな…」そう言っていて、自分も何故この追悼大会でJrリーグ出場決定戦をやらなきゃいけなかったのかが疑問でした。

次期ナビでの開催なら、今ナビ中にやれなかったのか?

ていうか、そもそもこの決定戦に出た4選手は全員出場資格があると自分は思う。

それなのに、それほど層が厚いとは思えないノアJrの中からあの4人をふるいにかける必要が何処にあったのだろうか?

そして、極めつけは先の名古屋大会でKENTAの持つベルトに挑戦し、前哨戦から大いに盛り上げてきた上で、あれだけの試合をやってのけた(サムライTVにて視聴済み)青木がそこに入っている矛盾。

青木本人が自ら志願したからって、会社的にそれを認めちゃっちゃ〜ベルトの価値を下げることになりはしないだろうか?

青木にはもっと上の位置で、それこそみのるや天龍っていうこの日でなければ絡めない大物とやらせて上げたかった。

彼は間違いなく、これからのノアJrの“未来”なのだから!!

この日の熱気を次に、この先に繋げて行く為にはそういうマッチメイクが必要だったと自分は思う。

それとNOSAWA論外と言うレスラーがどうこうじゃなくて、追悼大会ならもっと三沢さんに縁があった選手…越中や大ちゃんに新崎人生(withハヤブサ)や太陽ケアと言った選手を呼んでもらいたかった。


自分は前から、変えてもらいたいと思うところには異を唱えてきたのでこれからもその姿勢は変わりません。

ただ、これは一ファンとしての純粋な願いだったってだけだし、このままいくと長くなり過ぎるので観戦記に戻ります。


さて、勝負タイムを見れば分かるように短時間決着だったこの試合。

しかして、その中で青木はしっかりと自分の持ち味を発揮し、大舞台での強心臓ぶりをアピールすることで強烈に自己主張をしてみせた!

良い試合ってのは、長くやればいいってもんじゃないし、中盤から終盤にかけて大技を乱発し合っての我慢比べ的な試合の全部が全部必ずしも「いい試合」になるわけじゃない。

ただ、短い時間の中で自分の良さを凝縮して魅せるには、それだけの技術とファンに認知された一撃必殺の武器が必要不可欠!

青木はKENTAとの、前哨戦を含むタイトルマッチで拘りの腕ひしぎを万人が認める必殺技にまで昇華させたからこそ、あれだけ場内を沸き上がらせる短時間決着が生まれたんだと思う。

またそれを演出した論外の畳み掛けてくる丸め込みの妙!

あの曙をも丸め込んだ(途中で潰されかけたけど)超高校級ラ・マヒストラルが決まるか決まらないかのスリリングな攻防が、青木のあの一撃必殺のフィニッシュを引き立てたのだ!

敗れて天晴れ!GJ論外!!

ノアの選手やファンに、長時間のマラソンマッチや交互に技を掛け合う耐久マッチ以外にも短時間ながらこれだけ会場を沸かせられる…こんな魅せ方もあるんだってことを学んでもらう意味でも、とても意義のある試合だったと自分には思えました。

そして青木には、BOSJベスト4の名にかけて優勝戦線に絡む暴れっぷりで結果を出してくれることを願います。


このキャリアであの自信みなぎる佇まい、そしてどんな場面でも一瞬でその場の空気を切り裂くことの出来る技術に裏打ちされた殺気と、それを可能にさせる強い精神力!


そして、口下手揃いのノア勢の中においては、その舌鋒鋭い硬軟自在のトークもこれまた期待しております(笑)


三沢さんもきっと満足気に、そして頼もし気に眺めてくれていたに違いない。

その根拠は?と聞かれたら自信を持ってこう答える。

そう思わせるに充分な閃光をこの試合の青木は確かに放っていたからだと。
| 観戦記 | 09:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
三沢光晴追悼興業観戦記〜序章〜
三沢さんが旅立たれてから、四十九日を過ぎてこの日を迎えるまでには、色々なことがありました。

過ぎてしまえば、あっという間ということになるんだけど、自分にとっての最大のヒーローに続いて、最愛の身内を失ってしまったこと…今のこの心情はそれこそ筆舌に尽くし難いものがあります。

それでも、いやだからこそこの日自分はこの場所に向かう決意をしました。

そして、行きたくても行けない人もいる中で、自分が今日武道館に行けることにもしかして意味があるのだとしたら、この日起こる全てをこの目でしっかり見届けなければと…そう思ったのです。

そう、今は今しかないのだから…。


さて、このままこんなトーンで行くと持たないので、ここらでちょっとチェンジ・ザ・ペース!(小橋ism)

飯田橋の駅を出ていつもの道を歩いて向かう自分にとって夏のWWE以来となる武道館。

辿り着いた大きな玉ねぎの下には、とにかく溢れ返る人、人、人!!

会場内に入る前から、既に立ち込めるひといきれ。

懐かしさすら覚えてしまうこの熱気…プロレスにはまだこれだけの力がある!

そして改めて思い知らされる三沢光晴というレスラーの偉大さに…あのお別れ会の時のようにとても満たされた気持ちになっている自分がいました。
 
グッズ売り場に並ぶ長蛇の列は近年のWWEのそれを遥かに上回るものがありましたし、スカパー加入者限定の撮影会にもまた長い列が、秋山さんお疲れ様でした!

090927_1542~01.jpg

しつこいようですが、会場に入る前からこれほどの熱を感じたのは本当に久しぶりのこと。

自分はもうそれだけで、プヲタの血が騒ぐっちゅうか、気持ちが高揚して来ちゃって、いてもたっても要られずに、その熱気溢れる武道館周辺を仲間が来るまでウロウロと徘徊し、のあのあクジをやったり、おそらく日テレと思われるカメラクルーがファンの人にインタビューしているのを遠巻きに眺めたりしながらも…

この熱気をこの日だけで終わらせないように、次に、この先に繋げていけるような、そんな夢と希望を感じさせてくれる大会になるように…ノアのみんな頼むぞ!!

そんなことを思っていると、ほどなくして皆が揃い、いざ久方ぶりのアリーナ席へ!と意気込みながら入場し目指すアリーナ席に向かっていると、道すがら京平さんをお見掛けする。セレモニーに参加されるのだろうか?

更に、麗しの我らが三田佐代子嬢の姿も!

7月の後楽園でも、8月のG1両国でもここのところ我会場に行くところ三田さん有り!

こりゃ今日も今日とて幸先が良いや♪

さて、席に着いて場内を見渡すとまず目に入ってきたのは入場ゲート上部に飾られた“あの”三沢さんの等身大の遺影でした。

「三沢さん…」

090927_2019~02.jpg

伝えたい想いや報告したいことがあったので、しばし遺影に向かい心の声で語りかけさせていただきました。

こんな言い方をしたら語弊があるかもしれませんが、この日何よりも楽しみにしていたのが三沢さんに会うことでした。


そうこうしている内に気付けば、観客席がどんどん人で埋まっていく…アリーナ席から見上げるその絵面はまさに壮観!

そして、東側と西側に設置されたビジョンでは三沢さんの過去の試合映像が流されていました。そこに映し出される当時の三沢さんの勇姿を通して、あの時の自分を振り返り、あの時代に想いを馳せる。

時代を写す鏡と言われるプロレス。自分にとっては三沢さんのプロレスこそが青春そのもの。我が青春を映し出してくれる鏡なのです。


そして、第0試合が終わる頃には会場は問答無用で超満員と言える大観衆で埋まり、期待に満ちた空気が場内を包み込む!!


これが、三沢さんからの最後の置き土産だ!!


これを未来に繋げていけるのか否か?!


夢、勇気、涙、愛。

人は口に出してはいいにくい想いを歌に込めて歌います。

さぁ、どんな愛がありましたか。

どんな夢を持っていましたか。

どんな涙を知りましたか。


男の心の歌、プロレス!


小橋、秋山の時代は終わっていない。


しかし、潮崎豪の時代はもう始まっています!!


この胸に流れる熱き想い…


込み上げてくる気持ちにしか出来ないことがあります!!


若ちゃんもきっと今日来てるんだろうな…。


このノスタルジックな思いを吹き飛ばすような…


胸をたぎらせるような…


熱き闘いを全ての愛を持って見届けさせていただきます!!
| 観戦記 | 07:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
いつか何処かで見た景色…
婆ちゃんの告別式の後に、家に作られた後飾り。

その後飾り前の座布団に座って、遺影を見つめる白猫レオ。

思えば、親父さんが亡くなった時も、仏壇の前の座布団から動かなかったよな。

お前には分かるんだもんね。そして、ずっと婆ちゃんの帰りを待っててくれたんだもんな。


あの日、婆ちゃんが旅立ってから、こうして家に帰ってくるまでの数日間も、落ち着きなく歩き回っては悲し気な鳴き声を上げていたっけな。

親戚のおばちゃんが告別式終わりで後飾りに線香を上げに来た時、普段は人見知りっていうか人間嫌いだから、初めてのお客さんが来た時なんかは一目散に何処かへ隠れちゃうのに、

そのおばちゃんが車椅子だから、後飾りが完成するまで婆ちゃんがいつも座っていた肘掛けと車輪付きの椅子に座ったら、逃げるどころか、そのおばちゃんの足の甲に頬を乗せてピタリと寄り添ったもんだから、皆ビックリしたんだけど…

お前きっと婆ちゃんが帰ってきたと思ったんだろ?


でも、その後に畳の部屋に後飾りが完成した時に、お前は察したんだよな。


49日までは、ここに居るから婆ちゃんが寂しくならないようにずっとそこに居てくれな。


そう、49日までは…。

49日までは、喪に服していようと思っていたんだけどね。

明日の武道館に一緒に行く予定だった同志が、ずっと楽しみにしていた三沢さんの追悼大会という特別な大会を観戦出来なくなってしまった。


正直なところ、自分は武道館大会に行くのを悩んでいたんだけど、このことがあって完全に吹っ切れました。

その同志の魂と共に自分は武道館に行きます!


そして、その同志に、そして行きたくても行けない人に少しでも元気を与える為に更新を再開することにしました。

そんな感じでボチボチやって行きます!


って、武道館はもう明日だけどね(笑)
| 日常 | 18:25 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
少しでも伝わっていてくれたのなら…。
今日の午前2時34分でした。


肺炎に心不全と腎不全…さぞや苦しかっただろうに…よく頑張ったね。


これでやっと楽になれたんだね。


危篤と言われてから1週間が経って、山場を越えたかなって感じで病院側もこっちも一安心しちゃって、それまで毎日交代で病院に泊まっていたのにキリがないし、一旦落ち着いてるからって家に帰ったんだけど、夜中に急に連絡があって…


間に合わなくて…。


あれだけ、一人にしないって約束したのに…


約束守れなくて、ゴメンね。


オレが今までずっとずっと一番近くにいたから、最後を看取るのもオレじゃなきゃって思って、2連泊したりで病院に張り付いていて、たまに家族と交代する時も…


これだけ婆ちゃんのことを見てきたオレを死に目に合わせてくれないなんて…神様もそこまで意地悪じゃないだろう。


勝手にそう思い込んでいたんだよね。



一度、みんなが見守っている時に苦しそうに全身を痙攣させていた時、そんな姿が見てられなくて…オレは婆ちゃんの手を握ってひたすらゴメンね…。婆ちゃんゴメンね…。って泣きながら叫んだら。


その瞬間だけ、婆ちゃんが首を横に振ったように見えた。オレの目には確かにそう見えたんだ。


オレの想いの、ほんのちょっとでも婆ちゃんに伝わってたらいいな。


また一緒にお散歩行きたかったよ。


一緒にお風呂に入れて上げたかったし、


来年の花火こそ一緒に見たかった。


もう一度だけあの笑顔を見せて欲しかった。



オレは婆ちゃんのことが大好きでした。


本当に、本当に、大好きでした。


生まれ変わってもまた婆ちゃんの孫でいたいって思えるほどに大好きでした。



あっちで、叔父さんと仲良くね。


もしそっちで何かあっても、もうオレは面倒見てあげられないんだから…。


とにかくそれが心配で心配でしょうがないんだよ。


あれだけ一生懸命に頑張って疲れてるだろうから、ゆっくりと体を休めて…。


元気でやってね。



今まで本当にありがとう。


そして、最後まで諦めずに一生懸命に生きようとした婆ちゃんの姿をオレは決して忘れないよ!


あれだけリアルに命の尊さを感じたことはなかったから…


その想いと婆ちゃんとの楽しかった思い出を胸にこれからやっていくから、婆ちゃん見守っていて下さい。


じゃあね婆ちゃん…またね!!!!!
| 日常 | 17:51 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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