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プヲタピーターパン症候群・・・略してプヲターパンがお届けする熱さの押し売りブログ 〜欲しがりますよ勝つまでは〜
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これからもきっと大丈夫!
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今日7月31日は三沢さんの四十九日です。


あっという間に過ぎていく日々の中で、特にここ最近は心ざわつく日が続きました。

婆ちゃんの容態が急変したのがその理由なんですが、その時自分は「三沢さんお願いします!」と…全日ヲタの神様なんかじゃなく、厚かましくも三沢さんに頼み込みました。


そしたら夢に三沢さんが出てきて、何も言わずにただムフフと笑っていました。

それから、まだまだ予断を許さない状況が続いてますが、ひとまず峠は越えました。

というか、越えさせていただきました。

今夜は、あの夢で見た笑顔の意味を噛み締めながら、グレープフルーツサワーをしこたま飲んで三沢さんを偲ぼうかと思います。


といっても、あの日から毎日三沢さんのことを思っているんで、今日だけ特別にって感じでもないんですけどね。

大体自分は未だに、三沢さんに関する話や映像を目にすると涙腺が緩んでしまいます。

携帯公式サイトでの雅央や志賀のコラムとか、kamiproの足利工大の同級生である渡部優一さんのインタビューとかね。


そんな中、先日放送されたG+の『プロレスクラシック#72三沢追悼特集』を見ました。

91年ファン感謝デーのメインイベント超世代vs鶴田軍の6人タッグマッチ…

○三沢&川田&小橋
(51分32秒 猛虎原爆固め)
J・鶴田&●田上&渕


鶴田が吼える!

三沢が怒る!

川田が蹴る!

田上が突っ張る!

小橋が飛ぶ!

そして、渕が白い!


で、お馴染みのあの伝説の6人タッグマッチ。

この試合、リング上で躍動する6人と共にリングサイドで闘っている男がいました。

その男の名は、若林健治!

プロレスファンから若ちゃん、或いはマンモスと言う愛称で親しまれたこの人の実況から次々に飛び出す熱すぎる魂の名フレーズは当時のファンの五感をビンビンに刺激してくれました。

そして、この試合でも珠玉の名フレーズがこれでもかという勢いで連呼されていたのです。

それはまた別の機会で取り上げるとして、そんな魂のこもった実況の中で…下に紹介する言葉に自分の涙腺は緩むどころか、完全に崩壊させられてしまいました。


「長女かえでちゃんが三沢ファンになりました。

パパの顔がテレビで分かるようになりました。

あの鶴田に追い込まれているとき…

「パパはどうしたの?」

長女の為にも頑張んなきゃいけない!!




何か、この言葉と画面上で歯を食いしばっている三沢さんを見て…色んなことを想像しちゃって…とめどなく涙が溢れてきました。


ただ、三沢さんのことを思うのは後ろを向くことじゃないと田上社長も言ってましたからね。


寧ろ、こうして三沢さんのことを思う度に今のノアを応援しなきゃと強く思わされます!


明日から、ディファに汐留街頭プロレスと連戦がありますが、自分はまだ婆ちゃんのことがあるので、観戦には行けないんですが、今のいい流れを継続して更に上がっていくような大会になることを祈ってます!


最後に、三沢さん…本当にありがとうございました!!
| 三沢さん | 23:13 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
7.12 NOAH後楽園大会観戦記-2
▼第4試合
力皇猛&○モハメドヨネ
(9分35秒 エビ固め)
秋山準&伊藤旭彦●
※キン肉バスター


場内が暗転し、聞き慣れないテーマ曲に乗って、力皇&ヨネのディスオベイが入場してきた。

う〜ん。このDOのテーマ曲…会場やテレビで何度か聞いている筈だけど、毎回誰の曲だ?!ってなっちゃって、まるで頭に入ってこないんだよなぁ。

そもそもの選曲のセンスが…ってのは置いといて、結局のところDOとして印象に残るような試合をしていないから、テーマ曲も印象に残らず一向に頭に入ってくる気配がないということなんだと思う。

まぁそんな部分からも、DOのアレな感じが伝わってきまさぁね。

開幕前Sアリに出演したモリシは、

「彼等が何をしたいのかが未だに全く見えてこない、駄目なら駄目でブーイングなりなんなりお客さんも反応した方が彼等も分かるんじゃないか」

とブッタ斬ってましたけど、大多数のファンもそう思っているので、モリシよく言ったなと、ていうか口下手なモリシにここまで言わせてしまうところにもまたDOのアレな感じが…(以下省略)

しっかしリング上で肌を合わせてる人間が分からないって言ってんだから自分らファンに分かるわきゃないし伝わってこないのは当然のことだよね。口でプロレスする訳じゃなし、5・6武道館みたいな悪さをしていく訳でもなし、ならば試合内容で他を圧倒していくしか自分達の存在を証明する術はないんじゃないのか?!

それなのに、毎回毎回不完全燃焼の試合ばっかしやがって…。こんなもん馬場さんがいたらとっくに解散させられてますよ!

それだけならまだしも、6・22後楽園の試合後のあの小橋さんへの謎のマイク要求とか…

お前らどんだけ『KY線クッキリ』なんだよ!!っていうね(by仁志松本の○○な話)


そりゃ博多で豪を相手に、完全アウェー状態なタイトルマッチでメインを立派に努め上げたリキさんには拍手を送りましたよ。

けど、そこで一息つくんじゃなくDOとして何かを残さなきゃやっぱり正当な評価は下せない。

だからこそ、余計にこの試合でのリキとヨネには注目していたんです!

なんならブーイングなりなんなり飛ばして、分からせてやらなきゃと思っていたわけです!

しかしてその結果はと言うと…バチバチモードでガンガンいったヨネのファイトに、やりゃ出来んじゃねぇかって思わされました。

ただ…そのヨネのハードヒットを引き出したのは、只今絶賛燻り中な伊藤旭彦が現状を打破すべく縛られた鎖を解き放たんばかりの勢いで見舞っていった痛烈な張り手の連打だったのだ。

結果的にヨネはその張り手に触発される格好で熱くなったという…

これが自分達発信での熱ならば評価出来るんだろうけど、若手に火をつけてもらってるようじゃまだまだじゃないかと、寧ろ若手を相手にしたならば最初から潰すくらいの勢いを見せてみろって!!


そしてこの試合が椎間板ヘルニアの欠場から約1ヶ月ぶりの復帰戦となった秋山さんは、序盤は自らのコンディションやマットの感触を確かめるようにして動いていました。

その後も出番こそ少なかったものの、ブレーンバスター合戦を仕掛けたり、ジャンピングニーを出したり(若干タイミングがズレた)とまずまずの動きを見せてくれて、これからシリーズを通して徐々に整えていくんだろうなと。

これからは…その腰の痛みも上手く取り込んでいきながら、ここ一番で…爆発!!!出来るようなベテランならではのコンディション作りに期待したい!

決して…暴発!!!することのないように…


ガンバレ!負けるな!!


『腰痛戦隊・ヘルニアン』
ヘルニアホワイト!!


▼第5試合
潮崎豪&○杉浦貴
(17分45秒 片エビ固め)
小橋建太&谷口周平●
※オリンピック予選スラム





小橋さんが入場してくるやいなや甥っ子くんのテンションは最高潮に!

そして、のっけから小橋さんと豪のチョップ合戦に興奮し手を叩いて応援!

あの2人のチョップには、こんなに幼い子供の目も釘付けにしてしまうほどの問答無用の説得力があるのだ!

序盤から、対新日本でヒットマンとしての凄玉っぷりを如何なく発揮している杉と激しくやりあう小橋さん。

個人的に杉は小橋さんに冷たいっていうか変な遠慮がないイメージがあるので、ソワソワしながら見守るも、動き自体は決して悪くない!




そして、試合権利は豪と谷口へ。

ここで豪は、場外の鉄柵へ振っての大音量チョップを連発で放っていき、会場の空気を一気に自分の方へと引き寄せてみせる!

この辺の、チェンジ・ザ・ペースっぷりからも成長の跡が伺える。見る度に安定感が増していっている今の豪は観ていてワクワクさせられるのです!


しかし、本来ならこの顔触れの中で一番目立たなくてはいけないのは、谷口なんである。

今のノアヘビー級戦線の中で会場を熱くさせたらトップ3な面々を向こうに回して、ある意味で格好のチャンスの場じゃないか!そう思って、谷口のファイトに注目したのだが内容的に特筆すべき点はナシ…。

個人的にはまず、あのフロントハイキックはやめるべきだと思う。あの技には彼の不器用さとモッサリ感が集約されちゃってる気がするんです…。

そして、その不器用さは受け身にも影響する部分があるようで、終盤に喰らった豪&杉オリジナルの合体殺法であるリアル地獄の断刀台に、だいぶ危険な角度で落下してしまうことに…。

そこから、杉のジャーマン&予選スラムに屈するわけですが、あの不器用さでポンポン投げられるのは危険だと思うので、もっと腰を低くしてカ、カテェ…と言われちゃうくらいのガチガチなアマレススタイルで行けばいいんじゃないかと…。

まぁ何にしても、このままじゃ駄目だと思う。今のままのスタイルでやってても劇的な変化は望めないだろうし、されど今のノアの現状では劇的に変わらなきゃいけないポジションに既に谷口はいるのだから!

今のままじゃ、豪のライバルなんかは到底務まらないし、強引にその枠組みに組み込まれる豪の価値も下がってしまう気がします。


ここで、DOがちゃんとしたヒールユニットとして機能していれば、伸び悩むエース候補を預けるっていう全日におけるVM的な役割を見込めるんだけど、現状の谷口と大差ない不甲斐なさだもんお話になりません。

まぁ少なくとも小橋さんの下にいるよりは、秋山さんの下でビシビシ鍛えられた方が伸びるタイプだと思うので、当面は秋山さんにお願いする方向で…


あと、今言えることは、とりあえず髪を黒に戻せ!!


▼第6試合 Bブロック公式戦
金丸義信&鈴木鼓太郎<1分=1点>
(時間切れ引き分け)
中嶋勝彦&宮原健斗<1分=1点>



この試合、会場で観ていて丸コタが中盤から宮原に的を絞ったはいいが、じっくり行き過ぎな感があって、ファンからは宮原しっかりしろといった感じの激が飛んでいましたが、自分は「いやいや…こんなペースじゃ王者組がズルズルと行きかねない…」という嫌な予感がしていて、結果的には残念ながらその予感が的中してしまい…

GHCJrタッグ王者組不覚のドロー発進となってしまいました。

そんな慎重に行き過ぎた王者組に対し、最大の武器である若さを全面に押し出してきた勝彦&宮原の勢いが功を奏し、殊勲の引き分けという結果に繋がったみたいな感じでした。


それと鼓太郎の動きが全体的に固かったように感じられました。なんなら表情まで固かったですからね。優勝して三沢さんに報告に行く!その思いの強さから気負い過ぎてしまってるんじゃないかと思って観ていたんですが、そんな鼓太郎の不足分までもカバーするかの如く躍動していたのが我らが義信さんだ!(ゲンバism)

打撃戦でも一歩も引かずに厳しくいって強さを感じさせたかと思えば、ダコタism溢れる絶叫式ボディアタックでワンパクさも見せていくこの振り幅の広さ!

この義信さんの充実ぶりが王者組唯一の好材料だったし、これでコタが気負いを気合いに変えられたら大丈夫だなと確信させられたのでした。

で、自分は勿論、義信さんとコタちゃんを応援していたので、勝彦&宮原組の終盤の粘りには感心するやらイライラするやらで、要するにかなり悶々としたわけなんですが、

特に勝彦の勝ち気度満点なファイトは相変わらず刺激的で、取り立てたストーリーラインなどなくとも、自らの存在をファンの中にしっかりと刻み込むことで今のノアマットに必要不可欠な存在になろうとしている…その意識の高さと図太い精神力はもっと評価されていいと思う!


それと、自分は上記にあるような要因が引き分けに繋がったんだと思ってますが、一般的な見方だとこの引き分けの立役者は宮原であり、よくあそこまで粘り耐え凌いだ!ってことになるんでしょうね。

確かにこの試合の宮原は頑張ってました。ガンガン前へ出る姿勢は素晴らしいし、タッパもあるから今後ヘビー級でもやれそうだし、体の柔らかさやバネもそこそこあってガッツもある。

キャリアを考えればよくやっているし、決して悪くない素材だと思う。

しかし自分の目には、宮原健斗という選手はプロレスラーにとってある意味で一番大事な何かが足りない…そんな風に映っています。

それは、観ていてる者に訴えかけるような何か…

観ている者の魂を揺り動かす何か…

極論を言えば、トップに立つようなレスラーにはそれさえ備わっていればあとはどうとでもなるもんだと個人的には思っているんです。

だからなんだって話ですが、技術や精神なんかはあとから身についてくるけど、この大事な何かってのはなかなかそう簡単に身についてくるもんじゃない…。

今の谷口からもその訴えかける何かは感じられなくて、だからこそ殻をぶち破って変わってもらいたいんです!

そして、実はこの宮原こそが谷口のライバルになりえる存在なんじゃないかと・・・この2人でガンガンやり合っていくことで今の閉塞感をブチ破るキッカケを掴んでくれたらなぁ…と密かに願っていたりします。


▼第7試合 Aブロック公式戦
○青木篤志&伊伏幸太<1勝=2点>
(21分11秒 腕ひしぎ十字固め)
●KENTA&石森太二<1敗=0点>



後ほど追記
| 観戦記 | 00:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
7.12 NOAH後楽園大会観戦記-1
久しぶりに正午開始の後楽園ホール大会。田上新体制発足後の初シリーズ

『Summer Navig.'09〜第3回日テレ杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦〜』開幕戦です。


集合場所のビルの前で、姉夫婦&甥っ子くん!それに先輩と合流し、甥っ子くんの寝起き丸出しな不機嫌フェイスに一抹の不安を抱えながらエレベーターに乗り込む。

ホールのある5Fで降りると正面には当日券引き渡し所があり、そこにはいつも通り永源さんの姿が。

それは当たり前の光景な筈なのに何だかとてもホッとさせられました。

そして、何やら慌てて入場して行く三田女史を尻目に、チケットを受け取ると、さっきまでの眠気まなこは何処へやら…入り口のもぎり風景に触発されたらしく、自分がチケットを持つと駄々をこね出す甥っ子くん!

どうやら会場の熱気を感じて早くもプヲタの血が騒ぎ出し覚醒が始まった様だ…。

チケットを手にしてママに抱えられながら無事にモギられて記念すべき初入場を果たし満足気にニコニコしている甥っ子くん!

その姿に目をやると視線の先に百田玲美さんを見つける。あぁ…どうするんだろう?残るのかなぁ…と今度は何だか複雑な気持ちにさせられました。


時間がギリギリだったのですぐに座席に着くと、入場してきた所属全選手がリングを取り囲み、一人リングに上がった田上社長から社長就任の挨拶がありました。



いつもの田上さんらしい口調の中にも力強さを感じる所信表明があり、ファンからは温かい「社長」コールが降り注ぐ。

そして、三沢さんの追悼大会として9・27日本武道館、10・3大阪府立体育会館第一競技場での開催が正式に決定したことを発表してくれました。

そして、一仕事終えるとサッサと足早に退場していくところがまたらしくて良かったです(笑)

あと、この時に選手達が着用していた蛍光グリーンで縁取られたNOAHロゴのニューTシャツがイイ感じでした♪


そして、日テレG+Presents「第3回日テレ杯争奪Jrタッグリーグ戦」の開会式を挟んで、いよいよ大会開始を告げるゴングが鳴る!


▼第1試合 ハンディキャップマッチ
○森嶋猛&佐々木健介
(1分9秒 体固め)
平柳玄藩●
※ダブルインパクト



金曜に出演したSアリで、この日組まれたモリシとのシングルマッチに対し「会社の悪意を感じる!」と露骨な嫌悪感を露にしていた玄藩は、

リーグ戦のパートナーである菊タローを引き連れて入場するも…

既に日記で書いたように、ハンディキャップマッチを狙った目論みがアダになり結果的に「ハンディカムマッチ?」となってしまいました。

これ菊地さんがフャイヤーボーイで書いてたんですが、タマにはまともなこと言うんだなとw

そんな見事なまでの自業自得っぷりで、壮絶な秒殺を喫した玄藩ですが、お陰様でしょっぱなから会場がドッカーン(健介ism)と来ました!

ある意味で今のノアを一番頭を使って盛り上げているのがこの玄藩だと自分は思う。

それが人とは違うベクトルだから陽の当たる形での評価は受けにくいんだけど、ひと度あの輝きに気付いてしまったが最後ジワジワ侵食されていくかのような中毒性の魅力があって、それに侵された状態を『GENVAホリック』と言います!(Y2Jism)


先週金曜日に田上新社長が東スポの一面で「暴れん坊将軍」宣言をした同じ日…

Sアリで「オレの下半身は暴れん坊」宣言をカマしていた玄藩…。


やっぱりベクトルが明後日の方向だよね…笑

だが、それがまたいい!


GENVAホリック共よ…明日が見えなくなったら玄藩を見ろ!!!


▼第2試合
彰俊&ダニエルソン&○ロデリック
(14分47秒 エビ固め)
雅央&マルビン&菊タロー●
※ジャンピングハイキック



雅央と菊タローのタッグって…どんだけ素敵なマッチメイクなんでしょうw

まず先発は彰俊と雅央!

何かを吹っ切るかのように打撃を打ち込んでくる彰俊とそれをガッチリ受け止めて返していく雅央!

それはまるで、痛みと一緒に彰俊の気持ちを受け止めた雅央がエールを返して行く…そんな光景に見えました。

次に菊タローが序盤からフラッシングエルボー→LOVEポーズっていう武藤ムーブからびっこひいた歩き方まで見事に完コピして笑いを誘い、場内を一気に温めてみせる!

ちなみに自分も、このムトちゃん歩きはレスラーモノマネのレパートリーにあるんですが、ポイントはう○こを漏らしちゃった体で…以下自粛(笑)

更に調子づく菊タローは、マィテイ井上往年の得意技サマーソルトドロップを本人の目の前で繰り出していく!

これもただの技マネでなく、回転しながらの「アーアーアー」といううめき声までコピーする芸の細かさ!

更にヘッドロックからのパンチ連打とかマニアック過ぎるわ!(笑)


またそんな菊タローを泳がせるだけ泳がせて、締めるところはキッチリ締めるダニエルソンが素晴らしい!

最後は、ロデリックのデスバイロデリック(ガットバスター)からのジャンピングビックブーツに昇天しましたが、この試合は菊タローのノアファンへのお披露目試合という感じの内容でした。

第1試合の前のマイクで「このリーグ戦、色んな意味で盛り上げてやるからな」と吠えていた菊タローですが、玄藩と2人で確かに大会序盤を盛り上げてくれました!


そして、前の日記にも書いた、今のノアには「ファミ悪」テイストの試合が必要だと言うお話。

田上=馬場さん

雅央、泉田、菊地=ファミリー軍団


パンパーズ=悪役商会

そして菊ちゃん=永源だよね(笑)

玄藩だって、悪役商会側で準構成員としてたまに出てもらってね。

いや〜我ながら良い案だ!

そんで何より、菊地さんと菊ちゃんの絡みが見てみたいわ!あの菊地さんを菊ちゃんがどうイジルのか?!

そして、イジられた菊地さんは…

「爆発!!!」


う〜ん、これは菊ちゃんの背中の「ファミ通」のロゴが「ファミ悪」に変わる日も近い…か!?


▼第3試合
○田上&小川&菊地
(12分26秒 体固め)
高山&佐野&エディ●
※オレが田上



新社長田上の初陣は、小川&菊地と馬場全日本の匂い漂う王道トリオを結成!

対戦相手には三冠王の高山!これが第3試合だってんだから贅沢なラインナップだよね!

個人的にこの試合で一番印象的だったのが、吊り天井を極められた小川がコーナーに控える田上に向かって放った「社長〜!」という一声。



これ小川が言ったところに意味があるっていうか…「田上社長」にまだ馴染めない空気が確かにある中で、まず最初にあの小川が…

一番「社長」と呼ばなそうな人が呼んでくれることで他の選手も気持ち的に…ね。

こんな時だからこそリング上の選手は田上新社長を支えて一丸になって欲しい。そう願うファンが安心出来るように…何か上手く言えないんですけどそんな思いを勝手に感じてジーンと来ちゃいました。


そんな田上社長は、足をトップコーナーに引っかけて卑猥なポーズになったり、コーナーで試合権利がないのに無駄にチョップを喰らったりのファミ悪テイストで沸かせます!

会場全体をノホホン、ホンワカ、ホノボノという癒し空間に誘う田上ワールド今宵も炸裂!!

あと、この日は鼻削ぎチョップを多用してて、キャラにあっててとてもいい感じでした♪

馬場が耳なら、田上は鼻だ!!

あとこの試合菊地さん燃えてましたね。エルボーもガンガンいってたし、高山を気合いのブレーンバスターで投げ飛ばしたりで…

「爆発!!!」


試合は、お笑いで沸かせながらも高山とド迫力のぶつかり合いを演じた田上が高角度の喉輪落としから豪快な「オレが田上」でエディを仕留め、自らの手で就任後初の勝利をゲットしました。

試合後にパートナーの小川&菊地は勿論のこと、相手チームの3人共ガッチリ握手し、高山に手を挙げて称えられる田上社長。



場内がとても温かい空気に包まれました。この見ている人を無条件で幸せな気持ちにさせる力こそ、これからの新生ノアの希望の光だ!!


リンク上でも気負わずマイペースなATイズム全開で、ノアの舵取りは任せたぜ社長!!
| 観戦記 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
三沢ism最後の方の継承者-2
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行ってきました。田上新体制発足後、初のシリーズ開幕戦!


であると同時に…


この日はなんと!!


我が愛しの甥っ子くんの記念すべき観戦デビューとなったのであります!!!

パチパチパチ〜ッ!(河口仁ism)


ガッチガチのノアヲタである姉夫婦ですが、甥っ子くんが産まれてからはノア観戦から遠ざかっていました。

昼開始の後楽園ホールじゃないと観戦は難しい。

前に姉がそう言っていたのを覚えていた自分は、今回ここぞとばかりにチケットを押さえたのです。


そんなわけで、どうだい甥っ子くん…やっぱり生はいいだろ生は?!


しかしながら超満員のホール内…熱気ムンムンな異空間での初のプロレス観戦…集中力切れからグズったり、奇声を上げたりしないかと散々っぱら気を揉んだんですが…


流石は、我が甥っ子!プヲタの両親を持ち、三沢さんの名を貰い受けただけはある!


お前男だ!!!


休憩なしの約2時間半を泣き出すことなくマナー良く観戦しただけでも私的には満点だってのに…


第4試合終了後、場内が暗転し紫のライトが照らされるやいなや…


「こばしぃーーー!!」


本人入場前にまさかの小橋コール!!


まだ小橋さんの姿が見えていないのにです!!

更に偉いもんで、その小橋さんの試合は特別集中してリング上を凝視し、一生懸命に手拍子を送って応援していました。


いやはや胎教とは恐ろしい…そして何よりも色濃く受け継がれるノアヲタの血恐るべしだ!!


更にサプライズは続きます。百歩譲って元々ファンであった小橋さんへのコールは本能がそうさせたとして、それ以外にこの日甥っ子くんが自主的に名前をコールした選手が一人だけいました。


「あよきーーー!!」


そうです。蒼き流星・青木篤志へのコールですww


前からよく相棒と「青木は分かってる!!」と言ってましたが、


そんな青木を分かっている甥っ子くんは…「分かり過ぎるくらい分かってる!」(笑)


そして、そして…試合は流星先生がまさかまさかの大金星!!


そんな感動の瞬間を目の当たりにし大歓声に館内が沸き立つ中、若干1歳11ヶ月の幼児の口から後世に残る名言が吐かれたのです…


「やっちゃったねぇ…!」


Σ( ̄□ ̄;)!!


自分我が耳を疑いました!

1歳11ヶ月ですよ?

そりゃ最近言葉を覚え出してますけど、人が教えた単語を反復したり、簡単な受け答えが出来る程度ですよ?!


それが…「(青木のやつ大仕事)やっちゃったね!」的なまさかの玄人発言!


お前何年ファンだコラッ!愛(め)で殺すぞ!っていう…笑


これホントにネタじゃねぇですからねヽ(`ω´)ノ


そんな彼の大物っぷりを証明するかのような出来事が観戦後にありました。

姉夫婦の隣に座って観戦していたおばさんが我々一行に話しかけてきたので、年齢とこの日が初観戦であることを告げると…「えー?!家の孫も同じくらいだけどまだ何にも喋れないのに、応援までして凄いわねぇーー!」と何もそんなにってくらいのクリビツっぷりを披露してくれたのです。



ど〜ぅ〜ですかっ?(プロレスニュース風)


このキモさ丸出しの完全無欠のオジバカっぷり!!


読んでる皆さんとの温度差を想像すると…ガクブル状態なんですが、


まぁこの日記はその観戦後から遅くまで飲んでたテンションで書いたもんなんで、どうか大目に見ていただきたい!


とにもかくにも初のプロレス観戦で、その恐るべき潜在能力を如何なく発揮した甥っ子くん。


三沢さんもきっと、ニヤニヤしながら見守ってくれていたんじゃないでしょうか。

そういえば、甥っ子くん観戦中にちょいちょい上を見上げていたんです。

皆で、ん?何かあるの?高いとこ行きたいの?って聞いても反応せずに、その後もちょいちょい上の方をジッと見ていて…。

その時は不思議に思いつつも、そんなに気に留めてなかったんですが、今になって思えば…もしかして…


「えっ見えるの?流石はオレの名前から一文字受け継いでるだけあるよね。ぶっちゃけ今の段階で既に一平よりも見込みがあるんじゃねぇか?(笑)」


な〜んてね┐(≧∇≦;)┌

とにかく、これからも叔父さんはプロレスを通して、我が甥っ子くんに色んなことを伝えていこうと思う所存であります!


いつの日かあのエメラルドグリーンのマットに上がる日が来るその時まで。


三沢さん、その時はまた宜しくお願いします!!
| 三沢さん | 17:51 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
三沢ism最後の方の継承者-1
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後楽園ホールに行く前の日、家に帰ると愛しの甥っ子くんが来ていました!


姉夫婦が引っ越して以来会ってなかったので、やっぱりはじめの内はよそよそしかったけど、しばらくしたら慣れてきて「おにぃ!おにぃ!」となついてきましたw


このクソ暑い中、婆ちゃんの病院に行って元気を与えてきてくれた甥っ子くん。

そんな天真爛漫にスクスク育ち、もうすぐ2歳になる彼の名前は…


三沢さんの名前から一文字貰い受けて名付けられました。


上にある画像は、三沢さん(右)と、もう一人の一文字貰った選手からいただいたサイン。


これは姉夫婦の家宝です。


自分は密かに、この甥っ子くんを会場に連れて行って三沢さんに抱っこしてもらう日をずっと夢見ていました。


もうその夢は叶わないけど、今も会場には三沢さんがいる筈だから…

あのエメラルドグリーンのマットを見て彼にも三沢さんを感じて欲しい。

今ではそう思ってます。


あの悲しい訃報が届いた時、自分より前から三沢さんを応援していた姉はひたすら泣きじゃくって何も手につかない状態になってしまいました。

そんなお母さんを見た甥っ子くんは優しく頭を撫でて慰めてくれたんだそうです。

その優しさで姉はしっかりしなきゃと正気を取り戻すことが出来たと言っていました。


ちゃっかりしてるけど、ええ子やなぁ…(京唄子ism)


自分はそんな甥っ子くんに、三沢さんから貰った名に恥じぬように〜云々言うつもりなど毛頭ありません。


ただ、わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい!(丸大食品ism)


そして、彼が大きくなった時に、お前の名前は、こんなにも偉大な人から貰った名前なんだぞって、三沢さんの試合を見ながらゆっくり一緒に語り合いたい!


だから、お前も「今は今しかさないんだから」…って結局うだうだ言っちゃいそうなんだけども…笑


そんな甥っ子くんの存在が今の自分にとっては最大の癒しを与えてくれます。


NO プロレス NO LIFE!


そして、NO 甥っ子 NO LIFEであります!!
| 三沢さん | 17:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ゴーゴーGENVA!!
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▼第1試合
森嶋猛vs平柳玄藩


青コーナーから、お互いのテーマをリミックスした曲に乗り、菊タローを引き連れて入場してきたゲンバ。

玄「猛、体の大きさ全然違うしさ、2vs1のハンディキャップマッチでいいでしょ?」

菊「森嶋氏、アンタに怨みはないけれども、我々のリーグ戦での恐怖の合体技の実験台になってもらう。ビビんじゃねぞ!」


これを受けてマイクを持ったモリシ「佐々木さんお願いします!」


大歓声に乗りまさかの健介入場!


菊「あっあの僕第2試合なんで、そろそろ着替えないといけないです。じゃあとヨロシク…」



その結果…


森嶋&健介vs平柳

掟破りの逆ハンディキャップマッチでゴング!!!!
| - | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『三沢光晴追悼大会』9.27武道館&10.3大阪府立にて開催決定!
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田上新社長エメラルドグリーンのマット上から堂々の所信表明!!

そして、三沢さん追悼大会の開催を発表!

9月27日 日本武道館

10月3日 大阪府立体育館第一競技場


決定!!!!

| NOAH | 12:04 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
あの時のたまちゃん
昨日の東スポの一面を飾った田上新社長の所信表明。

その中にもあったように就任4日目は各所への挨拶回りに忙しかったようで、昨日のSアリーナ内でも、スカパーの社長の元へ挨拶に訪れている様子が流されていました。(隣には西永さんと大川リングアナの姿も)

そんなAT一色だった7月10日は金曜日…携帯公式サイトのノア航海日誌「あの時のAT」の更新日でもありました。


これにゃ自分やられちゃいました…。


下記にその後半部分を抜粋します。

―――――――

社長のことが今もずっと胸の中にあるけど、社長のことを思うのは後ろを向くことじゃないと思います。

入門したころから俺のずっと前にいた社長を追いかけたように、社長が作ったノアの未来を見て進んでいきたいと思います。

あんまり沢山話をするタイプじゃなかったけど、たまにすれ違った時に「たまちゃん」と呼ぶ声と笑顔が今も浮かんできます。

安心してノアを若い世代に渡せるようになったら、ゆっくり一緒にお酒を飲みたかった。一緒に飲んだら俺が殺されるんだろうけれどね。


―――――――


特に、「たまちゃん」ってところや「ゆっくり一緒に飲みたかった」ってところがね…

二人が笑顔で酒を汲み交わす絵が浮かんできちゃって…。


そんな三沢さんへの想いを胸に田上新社長は、新体制発足後初の役員会終了後も、丸藤副社長と森嶋選手会長を引き連れ挨拶回りに奔走。

関係者からは、慣れない仕事でだいぶ疲れている様子との声もあるが、その辺は周りが出来る限りのサポートで支えて上げて欲しい。

そして、日記の最後を田上新社長はこう締めています。

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ここまで(三沢さんのことを)社長と呼ばせてもらいましたが、この度、社長に就任させていただきました。

皆さんの中にある三沢社長の姿、若い選手の成長、ファンの皆さんの声援、全てを力にしてこれから頑張っていきます。叱咤激励のほどお願いいたします。



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力強い決意表明しっかりと受け止めました。田上社長には、三沢さんが作ったノアを守りつつ、新しい風を受けながら息の長い経営を目指し…

時には、箱舟から釣り糸を垂らすノホホンっぷりで(・´з`・)マイペースに頑張っていただきたい!


えっ、そんなノホホンっぷりで本当に大丈夫かって?!

だって、ノアファンは知ってるもん。田上明がやる時はやる男だってことを。


そして、そんな“たまちゃん”のことをきっと見守ってくれている筈だから。


天国から…“みぃちゃん”がね
| NOAH | 20:17 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
新社長・田上明いっきまぁーーす!!
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『三沢さん追悼大会9月開催』

〜ノアの舵取り俺に任せろ、でも釣りには行くよ〜


プロレスリングノアの新社長・田上明が9日、東京スポーツ新聞社を訪れ、就任会見以降、社長として初めて所信表明した。就任からわずか4日目とあって具体的な政策は決まっていないが、田上イズム全開で箱舟を未来へ導くことを決意。最初の大仕事として、9月に故三沢光晴さん(享年46)の追悼大会を開くために動くという。


―就任4日目で早くもあいさつ回りとは精力的です

田上:あぁ…もう息が上がりそうだ。社長業がこんなにシンドいとは思わなかった。改めて(三沢さんは)偉大だったんだなあって。

―慌ただしくて明確な政策などまだ決まるはずもないと思いますが

田上:オゥ。でもこれだけは決めてるよ。上から下まで、風通しのいい会社にすること。若い人間の意見も通るような環境をつくりたい。客観的に自分を見ながら、自分が若い時にイヤだと思ったことをすうような社長にはならないよう気をつけたいと思う。

―丸藤副社長は「田上社長をワンクッションという考えは全くない。社長の下でノアがよくなるよう一緒にやっていく」と徹底サポートを約束しています

田上:ありがたいねえ。(社長を譲る時期は)来る時が来れば、俺自身が分かると思うんですよ。社長(三沢さん)が丸藤に対して考えていたことも分かるし、その遺志というか、その思いは守らなきゃいけないですよね。

―三沢さんの「追悼大会」という大仕事もあります。

田上:そうだね。あれだけ多くのファンに愛された人だからね。複数の会場でやりたいね。できるだけ早いうちにできるよう頑張りますよ。まずは最初のシリーズを無事に終わらせることだね。

―ところで選手としては

田上:巡業にはついていきます。でももう最前線はムリだなあ。タイトルマッチ?無理言うなって。でもリングには上がり続けますよ。引退はしません。社長がそうだったようにね。

―就任3日目は出社せず、早くもマイペースを貫いています。

田上:毎日毎日、会社に行ってたら息が詰まっちゃうだろ。俺は「暴れん坊将軍」(松平健主演)でいかせてもらう。時々コッソリ城を抜け出して、釣りでもやらせてもらわなけりゃあ、続きませんよ。

―そのぶん城(会社)にいる時は厳しくなると

田上:そうだな。社長もそうだったけど、人として間違った方向に行こうとしている選手、スタッフには厳しく接しないとダメなんだ。若い人の意見を取り入れる。ファンの声も聞く。でもここぞという時はノアの社員に厳しい鬼社長でいたいね。

―でも生来のアウトドア派ですから抜く時は抜かないと

田上:や○や○○(注・相撲の星取表)…ってなカンジか、カッカッカ。でもやる時はやりますよ。ああ鹿嶋(茨城)でアジ五目釣りがしてぇ。


『新社長最初の大仕事』

田上新社長が明かしたように、当面の目標は次期シリーズを成功させることが第一、それが終われば大仕事が待つ。関係者の話を総合して判断すると追悼大会は、東京だけでなく他の大都市でも開催したい意向で、夏以降の新体制が安定すると思われる9月シリーズでの開催が濃厚で、東京ならば三沢さんが数々の名勝負を繰り広げた日本武道館が最有力。大阪ならばこれまた名勝負の殿堂だった大阪府立体育会館第一競技場も、候補に挙がってくる。

「とにかく次のシリーズを無事に終わらせてから早いうちに決めたい」と田上社長。

お別れ会では2万6000人が偉大な故人に別れを告げたが、今度は戦いの舞台から天国の三沢さんに熱い思いが届けられる。【10日付け東京スポーツより】



昨日の同紙では、就任3日目で早くも“出社拒否”なんていう書かれ方をされてましたが、

何にしろマイペースな田上イズムを発揮して鋭気を養いこの堂々たる所信表明であります!


この自然体な感じのまま、息抜きしながら頑張ってもらいましょう!このノホホンとした癒しっぷりがきっといい方向に作用する筈だ。うん、きっとそうだ!


そして、三沢さん追悼大会の開催に武道館が有力と言うのは素直に嬉しい!

先日WWEを観に武道館に行ってきましたが、やっぱり武道館はノアなんだよなぁ。

ただ、文中にもあるようにまずは発表されているスケジュールを無事に消化していくことが当面の目標です!

そして、いよいよ今週日曜には…

AT政権発足後初のシリーズがクルーーーッ!(アンタッチャブル山崎ism)


過去に例のないこのノホホン政権…何だかいい意味で楽しみになってきましたw


そんなこんなで…


新社長・田上明いっきまぁーーす!!!!!
| NOAH | 22:59 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
百田さん、そこに大義はあるのかい?
ノアに激震、百田相談役が辞表提出

ノアの百田光雄相談役(60)が7日、都内のノア事務所で田上明新社長(48)に辞表を提出した。6日の役員会、臨時株主総会で、小橋建太(42)の社長就任を提案し、受け入れられなかったことが理由。自身も副社長から相談役に退いたが、新体制発表から一夜明けて、会社を辞める決断をした。田上新社長は辞表を受け取らず、保留とした。百田相談役は故力道山の次男で、00年のノアの旗揚げから前社長の三沢光晴さん(享年46)を支え続け、4日のお別れ会では実行委員長も務めた。三沢さんの死を乗り越えて、新たな1歩を踏み出した直後に、ノアに再び衝撃が走った。

 百田相談役はこの日、ノア事務所に出社すると、田上新社長に突然辞表を提出した。田上新社長は「残ってほしい」と慰留し、辞表は受け取らなかったという。しかし、百田相談役の決意は固かった。報道陣の前で「自分が思う道ではないので辞表を提出しました。自分が社長になれなかったからではない」と話した。

 辞意の理由は小橋が新社長にならなかったことだという。6日の役員会、臨時理事会で、副社長の立場から小橋の新社長昇格を提案した。団体存続へ「一番頑張っている人がトップになるのが大事」と主張。トップ選手で、練習でもみんなに手本になる小橋を推した。しかし、会社の株を半分以上持つ筆頭株主でもある三沢さんの遺族の要望で、新社長は田上に決まった。

 百田によると役員会前の6日朝に、保恵夫人に「小橋が社長にならなかったら会社を辞める」と伝えていたという。辞意を伝え聞いた小橋から、この日の午前中に「考え直してほしい」と電話で慰留されたが、「田上は好きだが、小橋じゃなきゃ辞めるという意思は変わらない」と固辞。本人は明かさないが、これまでの団体内の人間関係も複雑に絡み合っている可能性もある。

 現在60歳9カ月の百田は「日本プロレスの父」と言われる故力道山の次男。日本、全日本を経て、ノアに参戦。全日本時代の後輩の三沢さんを副社長として支えてきた。「(三沢)社長には世話になった。お別れ会を滞りなく終えたことが、最後の恩返しかな」。一方で「61歳10カ月でリングに上がった(ラッシャー)木村さんの記録を破ってから引退したい」と現役は続行するという。

 6日の新体制発表会見で田上新社長は、三沢夫人の真由美さんから「選手がバラバラにならないように」と電話で依頼されたことを明かした。それからわずか1日。現時点で百田に追従する選手はいないが、三沢さんの人望と強いリーダーシップで築き上げた一枚岩が、早くも重鎮の辞表提出という形で揺らぎ始めた。【日刊スポーツ】


6日に発表された新役員人事で、田上明新社長を中心とした新体制で新たなる船出を切った矢先の翌7日…

電撃的にネット上を駆け巡った百田相談役…辞表提出の報。

明けて8日、上記のようなコメントが出されたわけだが、小橋社長就任案が却下されたことを理由に上げる一方で、相談役という立場は窓際同然で、これからは役員会に出席すら出来ない為、この機を逃すと自分の意見が通ることはないという部分も大きいようで、その辺からも自身では否定している自らの社長への欲というより、役員を外されたことへの不満が言葉の節々から感じられました。
 
そして、肝心の「小橋社長就任案」について・・・

これは常識的に考えても、今の小橋さんの体調を考えれば却下されて当然だし、現役選手としての比重を減らして社長業に専念してもらったとしても答えは一緒。

その上、通らなかったことなのだから、残された小橋さんの立場を考えて、わざわざ公にしないでもらいたかった。

これじゃあ隠れ蓑と取られてもしょうがないし、ただでさえ色々と抱え込んでしまう小橋さんの精神的な負担を思うと、いくら百田さんといえど・・・小橋さんの名前を出したことに関して個人的には許せない気持ちが強いです。


振り返れば、2000年の分裂騒動の際、全日本プロレス旗揚げからの生え抜きであり、力道山直系のプロレスの源流でもある百田一家が、三沢さんと行動を共にしたことで、大義はノアにあり!と感じた部分も大きかったと思います。

そうやって今まで苦楽を共にしてきた仲間達がこれからより一層一丸となって頑張っていこうとしている矢先に何故・・・。

自分の頭の中には、「喪に服せよ!!」という言葉が浮かんできてしまいます。

ただ、裏を返せばそれだけ譲れない思いがあったということになるんでしょうね・・・。


これまでの百田さんがノアで担ってきた役員としての役割や、力道山の子息としての幅広い人脈での貢献度を考えると、ノアファンとしては残念で仕方ない・・・。

秋山さんがブログで語っているように→『百田さん』

60歳を過ぎても毎日練習し、プロレスに対する情熱は誰よりもあった。

レスラーの模範となる人だ。

かつて新日本の真壁選手がノアに参戦した際、百田さんの練習量に度肝を抜かれたという逸話もあるほど。現役の選手としても、ファンには分からない部分で大きな存在だった百田さん。


小橋さんも電話で2時間にわたって慰留をしたというし、丸藤も残留を希望するコメントを出していた中、田上社長は・・・息抜き休暇を取ってマイペースぶりを発揮していたようですが、これ自分は百田さんに直接会いに行ったんじゃないかと思ってます。

本人の意思は固いとはいえ、現段階ではまだ提出された辞表は保留扱いのまま。

12日に開幕する後楽園大会で、百田さんから選手達への説明があるとのことですが、そこで何らかの結論が出るのでしょうか?

ともかく、結果的に正式に受理されて退団となっても、なるべくゴタゴタしない方向で決着してくれることを望みます。

だって、新体制後初のシリーズを乗り越えなきゃいけないって時に、内輪揉めなんかしてる場合じゃないんだから!!!!

ファンである自分達もゴチャゴチャ詮索せずに、新しいノアを創り上げていこうとする選手達に声援を送るしかない。この前の選手会興行を見ても選手達の気持ちは1つになっている。きっと、リング上のファイトで安心させてくれるはずだから、新体制のノアを信じてついていこう!!

| NOAH | 18:48 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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