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プヲタピーターパン症候群・・・略してプヲターパンがお届けする熱さの押し売りブログ 〜欲しがりますよ勝つまでは〜
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新しい伝説の始まり
 
▼セミファイナル 世界Jrヘビー級選手権試合
[王者]○丸藤正道(37分55秒)近藤修司●[挑戦者]
※ポールシフト
☆王者丸藤が2度目の防衛に成功


いやーたまらないねこの緊張感!やっぱり丸藤×KENTA戦とはまた違ったドキドキ感だ!心拍数上がりまくり!!

まずは挑戦者の近藤修司が大歓声を背中に浴びながら堂々の入場!

なんか週プロ見たら、近藤はこの試合で全日ファンからの絶大な信頼を得たとか書いてあったけど…この試合の前から既に近藤はファンからの信頼を得ているんだっつ〜の!この期待感に満ちた大歓声がそれを証明している。

横では、のっけからクライマックス状態(辻よしなりism)のマイミクんが「近ちゃんがこんな大声援受けたのって初めてなんじゃないかな」って感慨深けにその姿を眺めていた。

そして青コーナーに陣取った近藤のタイツは黄色を基調としたものに新調されていた。今までのレッドはVMのイメージが強過ぎるから、そこからの脱却という意味合いがあるのだろうか。


続いて、王者丸藤の入場!

あのお馴染みのテーマ曲もここ両国、それも武藤全日本のリングで聞くと何だか凄く不思議な感じがした。

これが他の団体ならそうは感じないんだろうけど、この大会のタイトルが『プロレスLOVEin両国vol.6』とあるように数えて6回目になるこの両国大会で展開されるパッケージプロレスは独自の世界を創り出していて、その武藤劇場の登場人物は毎回呼ぶゲストも含めて、その世界に違和感なく溶け込んでいるように自分には映っていた。

それが馬場ismを持った箱舟からの異分子は明らかに“浮いている”感じがして、それが凄い不思議な感じがしたんだけど、またそれが丸藤というレスラーが独自の世界を持っているからこの世界にゃ染まらないんだろうなっていう、只者じゃない感を際立たせてるようで、何だかゾクゾクしちゃたよコンチクョー!


そして横では、テンションの上がったマイミクさんが上着を脱ぎ出してノースリーブ状態に!善人の皮を被った変態の前で…どうもあざーす!

つまりそれだけ熱気ムンムンなんですよ両国国技館はってことが言いたいわけ!

そんでまた試合開始早々、近藤のザ・オリジナルを空中で体勢を立て直しての飛び蹴りで切り返す丸藤!

その跳躍力といい咄嗟の閃きといい…流石は丸藤!まずこれで会場がドカンと来た!

かつて勝彦も似たような返しをしたし、カズはコルバタで切り返したりしたけど、インパクトが段違いだった!

近藤も負けじと、エプロンで丸藤をリフトアップして鉄柵へ向けてホイップ!まさにリアル・デッドリードライブだ!

片時も息つく暇のない研ぎ澄まされた攻防が続く…。

ただそこでまた違和感を感じた。

丸藤が外で未知なる敵と闘った時に感じるのが、流れ的に押される場面があっても何処かに安心感があって、終わってみたら結局のとこ相手は丸藤の掌の上だったよなぁ的なのがあるんだけど。

近藤を前にすると、そういう安心感を感じれなくて、いつもだったら相手を覆い尽くしちゃうのに、近藤が丸藤に負けないだけのオーラ?だかなんだか分かんないモノを醸し出していて、要は飲まれてなかったんだよね。

それはつまりそれだけ近藤の決意や覚悟が凄いことになってるってことなんだろうなって、だから横で近藤に精一杯のコールを送っているあっきさんと一緒になって、近ちゃんの応援しそうになっちゃったのよ。

まぁ闘龍門出身の方じゃないおはガール出身の近ちゃんはずっと応援してますけどね♪だって、やかましいわ!


KENTA戦では見せなかった不知火改や裏不知火に、二度目の公開になる前方回転式の不知火も繰り出していき猛然と勝ちに来る丸藤!

それに対して、パワー殺法全開な大技で圧倒した上で独自の切り返しで一歩も退かない近藤!

この二人正真正銘の初対決だっていうのに…。

ただ、リングの上であんなに長くダウンさせられている丸藤ってここ最近じゃちょっと記憶にない!

勝負に出た近藤は、キングコングラリアットを足で迎撃されるも怯まず突っ込んで2連発でもって、今やJr離れした丸藤の体を宙に舞わせる!

こん時はホントいかれたかと思った!

そんな死線を越えた丸藤は最後は一気の畳み掛けで、トラースキックを容赦なく顔面にぶち込み、完璧な形でのポールシフトで勝ちを奪った!


そうして勝敗は決したわけだが、こうやって観戦記を書くにあたり大筋の攻防をなぞっていったのだが、正直ほとんど飛んじゃってるんですよね。

つまらない試合が印象に残らないの真逆で、緊迫した試合で必死に声援を送った分だけどんな技がどんな場面でって記憶があいまいになるんだよな。

ただピリピリした緊迫感やお互いの個性がぶつかり合う雰囲気や大歓声と館内に充満した熱気や期待感は全部覚えてます。

だから、もう一度見たい!!

あの興奮をもう一度味わいたい!

自分が感じたあの丸藤に飲み込まれなかった近藤のオーラが本物なら、全日本に世界Jrのベルトを奪い返すのは近藤しかいないと思うから。

試合後にリング上の丸藤を取り囲んだ全日本ジュニア勢。そんな次期挑戦者候補達と王者との絡みに皆の視線が注がれる中…

浜ちゃんに背負われて花道を下がっていく近藤。

それがなんか悔しかった。丸藤を応援してたけどなんか悔しくて切ない気持ちになったんだよな。

これで終わって欲しくねぇなって、ノアと全日の交流がどうこうってんじゃなく、丸藤正道と近藤修司の繋がりがたった一度の点で終わって欲しくねぇなって!

そう強く感じたんだけど、バックステージで丸藤は今度は組んでみるのもいいって言っていたし、近藤だってやっと見つけた好敵手をこのまま易々と逃すような真似はしないだろう!


丸藤とKENTAにしか見えない風景が近藤になら見えるんじゃないかと思うから…


逃がすんじゃねぇぞ近藤修司!

そして…逃がさねぇぞ近藤修司!!
| 観戦記 | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
11.3 全日本両国大会観戦記-2
 ▼第5試合
TARU&YASHHI&○平井(14分20秒)諏訪魔&カズ●&土方
※消火器攻撃

カズのシュートな発言が物議を醸していることで御馴染みの平井との抗争。

だがしかし、実際に試合になると戦前のテンションは何処へやら?一気にトーンダウンといった感じで若干拍子抜けしました。カズの日頃見せないキラーな部分・・・例えば昔ファン感でやった諏訪魔とのチェーンデスマッチで見せたようなのを期待してたんだけどなぁ。

まぁ土方を捕まえて、カズを出させない展開に持って行って散々イライラを募らせて、最後は乱入ありレフェリー暴行ありで消火器プシューで平井にカズからフォール取らせるってのもVMが上手かったんだけどね。

ただどう見てもお荷物にしか見えなかった平井を引き入れただけでなく、どうにかなりそうな感じがしちゃうんだからTARUさんのプロデュース能力ってのは恐るべしだよね。諏訪魔の殻を破り、コジのプロレスに幅を持たせ、トップに立つ為に必要なモノを学ぶ場にもなっているVMが、再生工場としても機能するとなれば・・・そんなユニットマジで羨ましい(ノアヲタの本音)

ただ、平井の空気の読めなさ加減ってなかなかどうして半端ないと思うんで、この先モノになるかどうかはガチで険しい道程だろうね。構ってもらってる今の内になんかこうインパクトあることをやらかすとかしないとだよね。ちなみにリングネームが平井伸和より『ヘイト』に改名されました。KY平井のが良さげだけどね。


▼第6試合
天山&裕次郎&○内藤(18分20秒)小島&KAI&大和●
※スターダストプレス

この試合はマイミクさんのF4への愛と天山への嫌悪感の両方をヒシヒシと感じながらの観戦になりました。そんなマイミクさんの目線からは色々と思うところがあったようですが、自分はただただあの3人の陽性オーラにあてられちゃって・・・ノアにもああいうキャラ欲しいなぁと羨ましがることしきりでした。

一方のNO LIMITもノアでやるよりもノビノビやってるように見えて全日でKAI&大和とガンガンやり合う方がいいんじゃないの?っていう気になって・・・ドンドン卑屈になっていくノアヲタなのでした。笑

改めて試合はというと、大和が受け過ぎたかなって感じで、新日系のヤングライオン上がりってのはどうしてもガンガン前に来る感じだから余り受け過ぎちゃうと持っていかれちゃうんだよな。あとKAIは既に出来上がっていてスター性を凄い感じるんだけど、その反面感情移入がしずらいっていうかノリづらいってのもあるんだよね。特に男目線だとどうしても不器用で泥臭いタイプにいっちゃうんでね。だからKAI自身がもっと感情表現出来るようになれれば、もっとファンを惹きつけられるんじゃないかなって思いました。

それにしても天山はドイヒーでした。自分が目立たなくても若手を上手く引き立たせるっていう役割もあったんだろうけど、自分のことで精一杯って感じでだいぶテンパってる感じが伝わってきちゃって、こりゃ重傷だなぁと・・・。コジもなんとなくそれに引きづられる格好で少し元気がない感もあったけど、ちゃんとKAI&大和を引っ張ってるリーダーっぷりが見えたので頼もしく映りましたからね。

G1タッグ&最強タッグ・・・マジで心配になってきたけど、友情パワーなんてものは逆境に立たされた場面でこそ、その真価が発揮されるんじゃねぇかと思ったりもするんで、天コジこっから巻き返して見せろ!!


▼セミの世界Jr戦は、別で1個の記事にします。



▼メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合
○[王者]グレート・ムタ(25分46秒)鈴木みのる[挑戦者]●
※シャイニングウィザード
☆王者ムタが初防衛に成功

ムタとしては、みのる以外にも丸藤vs近藤とも闘ってたんじゃないかな?なんていうベタなことを言っちゃいましたが、実際にこのメインがぶっちゃけイマイチな内容になったのは、その辺も関係してたんじゃないかなって感じました。

挑戦者みのるの入場。久しぶりに会場で生で聴く『風になれ』にはしびれたね!この日は白と黒とのツートンカラーがテーマだったらしく、タイツはもちろんのことシューズも白と黒でさらに頭まで半分は金髪でもう半分は黒髪という徹底ぶり!この辺がつくづくプロフェッショナルだよねぇ。

今回のシリーズ中だって、ムタの代理人であるムトちゃんにあの手この手で揺さぶりをかけ、シリーズに出て来い!と挑発を続けて来た。そんなベタベタなプロレス的駆け引きが人一倍嫌いそうに見えて、その実誰よりも大好きだったりするんだよね。バックステージでその手の魔界がどうこうって話をしてる時の楽しそうな顔ったらなかったからね。

またそれを許容出来る全日の器のデカさっちゅうか自由な雰囲気は本当に魅力的だ。フリーの選手がやりやすいわけだよな。NO LIMITがノアよりノビノビして見えたのもこの辺が関係しているんだと思う。

一方、チャイニーズバージョンで登場のムタ。今回はどんな世界に引きずり込んでくれるのか?期待せざるを得なかったが、挑戦者のみのるも独自の世界を持ち相手の光を消してしまうスタイル。どっちが自分の世界に染められるのかの勝負になるのかなと思っていた。

しかし試合は、互いにどちらの世界観にも染まることのないまま終盤戦に突入し、結末は唐突に訪れてしまった。

何らかの計算違いが生じたのか、何なんのかは分からなかったが、国技館全体に響いた「エーーーッ!!」という溜息交じりの声がメインイベントの役割を充分には果たせていないことを物語っていた。


そこにきての帝王・高山の登場!!


正直このサプライズに救われたなという感じだった。帝王曰く、試合後もベルトで盟友みのるちゃんを痛ぶるハゲに業を煮やしての乱入劇だったとのことだが、直接肌を合わせるには至らずリング上にて睨み合うに留まった。ただこの“魔界の皇帝”と“プロレス界の帝王”が同じリングにいるというだけで十ニ分に刺激的だったし、この初遭遇はイコール帝王高山が3冠次期挑戦者の第1候補に浮上したということになるわけだ。


きっと会場に集まったファンの大半は、その消化不良な気持ちを押し殺し、ムタvs高山というプロレス界に残された数少ない夢対決に想いを馳せたことでしょう・・・


いや・・・ていうか、みんなの頭の中は『丸藤vs近藤』のことでいっぱいだったかもしれないなぁ。
| 観戦記 | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
11.3 全日本両国大会観戦記-1
 行ってきました。
全日本プロレス『2008 プロレスLOVE in 両国 vol.6』

久しぶりに来たよ両国国技館。

開場前に並んで、マイミクさんが取ってくれた正面の桝席の前方をしっかり確保!日頃は大会場と言えば武道館なので、それに比べるとリングまでが近いのでとても見易く感じます。それに正面だしね。

ほどなくして、K−DOJO後楽園大会観戦を終えたマイミクさん到着し、あっという間に試合が開始になり、あっきさんが持ってきたワインとチーズを堪能しながらプヲタトークに花が咲きました。しかしワインを飲みながらのプロレス観戦なんて洒落てますよね。これも桝席ならではだよなぁ。何だかピクニック気分でルンルンでした♪


▼第1試合 3WAYマッチ
○渕(6分01秒)荒谷●菊タロー
※首固め

それほどの全日ヘビーウォッチャーじゃない自分が久しぶりだなぁと感じた菊ちゃんの参戦。実際に本人曰くこれが今年で4回目とのことで、それもこれも全部ブッカー渕正信の性だ!ってんだから穏やかじゃないねぇ(トータルテンボス大村ism)

しかしながら最後は、渕が熟練の首固めで荒谷ドンをあっさり片付けるとすかさず渕に歩み寄り「今日は“シングルマッチ”有り難う御座いました」と低姿勢でキッチリ媚を売っていました。笑

これからも“前座”のビックマッチ要員として頑張れアキバの星!!


▼第2試合
○征矢学(13分38秒)真田聖也●
※パワプロブースター

まさか両国でペガサスファンタジーが聴けるとは思わなんだ・・・。聖也つながりってことね。そんなら入場衣装として聖衣(クロス)でも身にまとってくりゃいいのにね。

そんな真田はあれだけの上背がありながら器用に身軽な技をこなしていく。それに加えてたまにサムライやGAORAで見た時に打たれ強いという印象があったわけだが、フィニッシュになった征矢の変形バックドロップはなかなか際どい角度で決まって万事休す。征矢はとにかくこの力任せな荒削り感が魅力なんだろうね。


▼第3試合
○太陽ケア&論外&MAZADA(8分5秒)西村&Eシャープ&Sチャング●
※TKO

相変わらず愚連隊の阿吽の連係殺法には感心する。見た目とは裏腹のあの疾走感!こんなパッとしないカードでもそれが見れればいいかなって気になるんだから大したモンだよね。

ドリーさんの門下生は体型からアマリロismを感じさせる。あとはフラつきながら空を切るあのファンク一家伝統のエアーパンチを是非とも会得して欲しいところだ。笑

あとの大半はあっきさんとくっちゃべっていて印象にない。ケアはこの位置で出るならもっとインパクト与えなきゃ駄目だと思うよ。


▼第4試合 浜亮太デビュー戦
○曙(5分05秒)浜亮太●
※ランニングボディプレス

浜ちゃんのデビュー戦。二人は角界では同部屋で浜ちゃん曰くよく飲みに連れて行って貰い可愛がって頂いていたそうで、そんな二人が両国で再会するなんて…ムトちゃんも粋なことするよな。

そんな浜ちゃん、力士上がりのデビュー戦というと、モッサリ感が抜け切らずに変な間が空いちゃうみたいなイメージがあるんだけど、どうしてどうして気持ちが常に前へ前へ行っていたし、それにあのブッチャー体型がよく付いて行っていた。

特に曙のバンザイドロップを豪快にパワーボムで切り返した場面は圧巻だった!

そこから畳み掛けるようにランニングボディプレスを放っていったが、そこで互いのお腹が反発し合って若干浜ちゃんが浮いたような感じになったのが笑った!なんちゅうか肉体の神秘を感じました。

序盤は、がッぷり四つから可愛がりよろしく何度もマットに転がされたけど、終盤にはすくい投げでもって、逆にマットに転がしてみせて大歓声を浴びる!

しかし最後は曙が、それら全てをガッチリ受け止めた上で、強烈な張り手を噛ましてから64(変形巻き投げ)で体重を浴びせ掛け、最後はさっきのお返しだとばかりにランニングボディプレスでぺっちゃんこ!

第64代横綱の見せた文字通りの横綱相撲でした!

浜ちゃんとしたらファンの想像を上回る満点に近いデビュー戦だったんじゃないかな。それも相手が曙だから思う存分ぶつかっていけたんだろうね。

日頃ハッスルを観ないから分からないんだけど曙もプロレスラーとして着実に成長を遂げているみたいです。

しかしデビュー戦であれだけ沸かせられるってのは身体の大きさだけじゃない天性のセンスがあるってことだろうから、大舞台向きだしセコンド業務もマメにこなしていたし(笑)とにかくこれからが楽しみな逸材であります!!

つづく
| 観戦記 | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
超えろ伝説…覚悟の死闘宣言!!
 
あ、さて!

いよいよ明日は待ちに待った!丸藤vs近藤の世界Jr戦であります!!

この大会をマイミクさんにお呼ばれしたので、久しぶりにご一緒することになりました。

前に一緒に観たのも全日両国大会でした。感性が近いからか?とても楽しい観戦だったという記憶と共に、その時は一緒に近藤を応援した覚えがあるんですが(勝彦との世界Jr戦)、今回はちょっとそういうわけにはいかないのですよ。

あのKENTAとの60分フルタイムに渡る激闘を見届けた者としては…ね。ホントこればっかりは譲れない!

前方に見える四角いジャングルよろしくこちらは四角い枡席で火花を散らすことになりそうです(笑)


しかしながら、このタイトルマッチが決まってからの近藤の舌峰鋭い仕掛けには目を見張るものがあります。

それはもう呑気に敵ながら天晴れなんて言ってられる場合じゃねぇ勢いなわけで…

KENTAの世界Jr返上宣言には…「両国のファンの前で土下座させる!」

その逆に自分がGHCを奪ったら…「ドブ川に捨てる!」

挑戦者が丸藤に決まったがそこにGHCJrがないことに…「ノアに逃げられた。僕もファンもそう思っているんじゃないか。」


そして、丸藤vsKENTA戦を意識していることも明かした上で…

「60分やったからっていい試合ってわけじゃない!」

「やる前からベストバウトとか言われて、そんなおかしな雑誌もないし…それに対する対抗心というかアンチテーゼみたいなものがある!」

週プロ批判まで展開する熱の入りよう!何なんだこの刺激的な発言の数々は…。

今まで近藤は決して口でプロレスをするタイプの選手ではなかったはず。

いや違うな。近藤は口でプロレスをしようってんじゃない。メジャー団体の所属となってその団体の名前を背負った上で至宝奪還に望むっていうこれまでにないバカでっかい大勝負が彼をこうまで突き動かすんだろうし!

そうやって自分を追いんでいってる様がそれだけこの勝負に懸けてるんだなってのをビンビンに感じさせる。

自分の中での近藤に対するまず初めにくる印象は「勿体無いなぁ」だった。

VMでサポート役に徹して小悪党なんかやってる姿とか、エルドラドが本人にとって足かせにしかなってないんじゃないかって部分とか、何より丸藤に対するKENTAみたくお互いを強烈に意識し合って高め合えるような存在がいないってのがレスラーとしては本当に勿体無いっちゅうか可哀想なことじゃないかとさえ思う。

ただそんな燻っていた殻をぶち破るべく、エルドラを離れ全日に入団したのだと思うし、その行動力からは充分本気度が感じられて、それは近藤自身や全日本プロレスだけに留まらずプロレス界全体にとって大きくプラスに作用する出来事だったと思う。


それだけの覚悟で挑んでくる近藤を迎え撃つ丸藤。

自分は丸藤を推す側として、常に団体の威信を背負って計り知れないプレッシャーの中で闘ってきた者としての重みを叩き込んでやって欲しい!

この二人ならベストバウト級の名勝負が出来るかもしれないけど、このシチュエーションから言って決して綺麗にまとまった試合にはならないんじゃないかと思う。きっと意地剥き出しのガツガツした近藤が言ってるような文字通りの死闘が見れるんじゃないかな!


そんなこんなで話をまとめると、この大勝負…ある意味で丸藤vsKENTA以上にドッキドキであります!
| NOAH | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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