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小橋副社長リングで暴れるのが仕事
ノアは6日、都内の事務所で臨時株主総会、取締役会を開き、前社長三沢光晴さん(享年46)死去に伴う新体制を決め、発表した。新社長に田上明(48)、副社長に小橋建太(42)と丸藤正道(29)が就任した。
小橋建太は、副社長に選任されつつも、今後も一レスラーとして試合を優先させていく考えを示した。「リングで思い切り暴れることが自分の仕事と思う。社長とか副社長とかは関係なく、頑張っていかないといけない」と話した。
小橋が三沢魂継承、年内全試合出場を宣言
ノアの小橋建太(42)が、年内の全シリーズ、全試合出場を宣言した。三沢さんのお別れ会に2万6000人もの参列者が駆け付け、決意を新たにした。腎臓がんを克服後、今年3月に両ひじの手術から復帰したばかり。満身創痍(そうい)の体と戦いながら、三沢さんの魂を引き継ぎ、ノアの看板を背負って立つ覚悟を示した。…
(ニッカンスポーツより)
小橋さん・・・。
その意気込みはいかにも小橋さんらしいんだけど、今回ばかりは…特に「年内全試合出場宣言」っていうのは違うと思う。
まだまだ地方では、復帰後の小橋さんを体感していないファンはいるだろうし、小橋さん自身もそういうファンの為にとシリーズ全戦参加で自らのファイトで元気を届けようという決意があるのは分かる。
分かるけど、一歩退く勇気が今こそ必要なんじゃないですか?
三沢さんのことをキッカケに本格的に動き出したとはいえ、まだしっかりとした体調を管理するシステムが出来上がってない今、自らのコンディションに見合った出場の有無はトップの選手であればあるほど自身の判断に委ねられてしまっている現状で、ファンの願いは違うところにあることを知ってほしい。
きっと、今回のことで誰よりも思いつめているのが小橋さんのような気がする。
なかなか気持ちの整理がつかなくて、コメント出すまでに多くの時間を要した事実がそれを物語っているし、
7月4日の『お別れ会』で、随分と頬がこけ憔悴し疲れきっている様子を見て改めてそう感じた。
おそらく、次の検査ではそんな精神的な心労が影響して数値が悪くなっていることも考えられます。
だから・・・だからこそ、花道を歩いて入場する途中、歩みを止めてファンの大歓声に耳を傾け場内をグルリと見回すときのように・・・
ちょっとだけ歩みを止めて、よく周囲の状況を見渡してみてほしい。
新人事発表会見で、会社のことは社長に任せてと言っていたけど、副社長という立場に昇格したことを考えれば、小橋さんのやるべきことはリング上で暴れることだけではないはず。
周囲の状況を見渡して、小橋さんに出来ることを考えてほしい。
丸藤が、上と下とのパイプ役として人間関係を良くすると言っていたけど、全日時代、上に意見しづらい若い社員や選手の声に耳を傾け、その意見を上に通していたというエピソードを関係者の方から聞いている自分は、小橋さんだからこそ出来ることも沢山あるはずだと信じている。
そして、その為にはある程度リングへの比重を減らしていくことも視野に入れていってもらいたいんです。
なんやかんや書いてきましたけど、結論を言えば・・・
もう二度とあんな悲しみは味わいたくない!!
これに尽きます。
三沢さんから受け継いだ『プロレス道』を次の世代に引き継いでいくことが出来るのは小橋さんしかいないいんだよ?!
そして、引き継いだ後も見守って育てていって欲しいんです。
ずっと小橋さんを見続けられれば、ホントそれだけでいいんです。
ノアは27日、「[選手権者]橋誠vs小橋建太[挑戦者]」のグローバル・ハードコア・クラウン無差別級選手権試合を次期ツアー中に開催すると発表した。秋山の差し金で文句なしの最強チャレンジャーを迎え撃つことになった橋は、天狗のお告げにより、決戦場所を6・8八王子大会に設定。「10分間チョップ禁止」なうえに「15分引き分けなら防衛」という王者超有利のルールを吹っかけ、小橋に返答を迫った。(NOAH携帯公式サイトより)
この会見の様子はSアリーナでも流れてましたが、天狗のお面をかぶっての約一分間に渡っての瞑想?で天狗様からのお告げを受けたっちゅうシーンの茶番っぷりったら無かったなぁ・・・。
まぁそれでも白GHC王者ならではの特権を生かして無法要求を突きつけた上で、「あの小橋建太ならどんなルールでも受けると思いますよ」と鉄人のプライドをくすぐるっていう手段は悪くないです。
その王者絶対有利な無法要求の内容も、これまでの白GHC戦でのスタンダードなルール『引き分け⇒挑戦者へタイトル移動』を覆し、『引き分け⇒王者防衛』とすることで、端から15分間時間切れ防衛を全力で狙っていく姿勢を打ち出し、更にその引き分け=逃げ切り防衛を確実とする為に・・・
『開始10分間は、小橋さんのあらゆるチョップは禁止。もし使用すれば一度目は注意、二度目は警告、三度目は反則負け』
っていう、天狗スキットのレベルからは想像出来ない程の閃きっぷりを発揮し、元から持ち合わせているかどうか微妙な王者としての意地もプライドもかなぐり捨てて防衛への欲を丸出しにしておいて・・・
「決して僕が都合良く言ってるわけじゃなくて、あくまでお告げなので。」と全て“天狗様のお告げ”として丸投げで片付けるっていう(笑)
決して、翌28日、帝京平成大学での2度目の講義を終えた小橋さんは、この無法要求を条件付で承諾した!
「白GHCってチャンピオンがルールを決めるの?こっちから条件を出していいのなら・・・そうだな、(秋山)準がレフェリーをやるって言うのなら、そのルールを受けてもいい。俺が白GHC戦に出ることになったのも準との約束を守るためだから。準は橋の師匠でもあるんだから、1回ぐらいレフェリーをやれと。橋も準を連れて来い。そうしたら、やってもいいよ」
小橋は「特別レフェリー・秋山準」を条件に、簡単に“無法要求”を承諾してみせた。橋は「結果として王者側に有利なルールとなったが、すべて天狗様のお告げ。こればっかりは仕方ない」と主張しているが、小橋は「寝言は寝て言え」とピシャリ。
「とにかくルールは構わないから、準を連れてきなさいと。天狗様には見捨てられ、白は俺に獲られ・・・それでもいいんだったらね」挑戦者が小橋、レフェリーが秋山と来て、肝心の王者が橋。そして反射的にチョップをしようとする小橋を秋山が止める・・・。決定となればかなり奇妙なシチュエーションだが、とにかく興味は尽きない。(NOAH携帯公式サイトより)
結果的に、あの無法要求が逆に小橋さんの闘志に火をつけてしまうという大方の予想通りの展開に(笑)
当初は、いくら秋山との約束とは言え・・・橋に挑戦するというシチュエーションに難色を示していた小橋さんだったが。
いつ何時、どんな相手とでも全力ファイト・・・それが小橋クオリティ
逃げ切り狙いも、チョップ禁止もなんのその、天狗のお告げ何するものぞ!ハードコアバージョンの鉄人降臨なるか
『Southern Navig.'09』
6月8日(月)京王プラザ八王子大会
▼グローバル・ハードコア・クラウン無差別級選手権試合
[挑戦者]小橋建太
vs
橋誠[第8代選手権者]
※王者橋3度目の防衛戦
そして、開始10分チョップ禁止となると…オレンジクラッシュ時代のレパートリーの数々が見れるかも?
キチンシンクからの河津落とし、ローリングクレイドル、ギロチンドロップ、ランニンニグネックブリーカー、オレンジバックブリーカー、超滞空ブレーンバスター、ストレッチボム、三角飛びブルドッキング、テキサスクローバー、etc、etc…。
その辺も含め、6・8八王子大会は要注目です
「気持ちがあればいつだって青春!ねっ菊地さん!」(週プロNo.1423仙台大会試合後の小橋さんのコメント)
試合中エプロンから手を伸ばし過ぎてリング内に落っこっちゃったのも「あれも青春だよ」(本人談)ってことなのだ(笑)
そう青春!青春だ!日記でも書いたけど、二人共思いっきり青春していたもんな。
前のブログにも書いたけど、オレにとってあの二人は青春時代の象徴的タッグなのだ。
忘れじの92年アジアタッグ・カンナム戦は、あの時代を知るオレ達にとっても輝かしい思い出として刻まれている。あの頃オレ達も一緒に青春していたんだと思う。
だからこそ火の玉小僧・菊地毅の面影に揺さぶられるモノがあった。
そりゃあの頃と比べたら、動けてないし、グダグダなとこもあったけど、大事なのは何度でも立ち上がろうとするファイティングスピリットがあるかどうかなのだ。
そんな現時点で自分が出せる精一杯の火の玉スピリット!
それが小橋さんにしっかり伝わったのだ!!
そして、そのことにより試合後の小橋さんがとにかく嬉しそうだったという事実が何より僕らの胸を踊らせる…
そう!いつだって、小橋さんの喜びこそが僕らにとって最大の喜びなのだ!!