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プヲタピーターパン症候群・・・略してプヲターパンがお届けする熱さの押し売りブログ 〜欲しがりますよ勝つまでは〜
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2010年初観劇
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今日はマイミクであり、我がソウルメイトでもあるジョニーさん出演の舞台を観に恵比寿までノコノコやって参りました。

去年やはりジョニーさんとこの舞台を観に行った赤坂の劇場もたいがい洒落てましたが、今回は何でもBARを貸し切り椅子を並べてお酒を飲みながら観劇するスタイルなのだそうです。

流石は恵比寿!小洒落ちゃってるねどうも!

去年の11月に渋谷で観た舞台では主役級の活躍っぷりだったジョニーさん。今回はメイン役ではないのでチョコチョコ細かい芝居をしますとのことで、それはそれで楽しみであります♪

そう言えば、去年のその舞台では公演終了後にその会場でそのまま内輪の飲み会になって、自分らもちゃっかり参加してしまったわけですが、そこで出演者の皆さんに挨拶させていただくと…

「(ジョニーさんの)役者仲間ですか?」とか、「何かなさってるんですか?」とか言われちゃって、自分そんなに普通じゃない風貌してるかなぁ?

と首をかしげながらも、きっとプヲタ臭やら何やらが駄々漏れしちゃってるから、コイツ普通じゃねぇなってことなんだろうなと勝手に解釈いたしました。

ちなみにその舞台には偶然自分が好きな女優さんが出ていらして、その舞台終わりでジョニーさんが気を効かせてくれてその女優さんを連れて来てくれたんですが、イキナリだったもんでチャボJr共々カチンコチンになってしまい、まともに日本語が喋れずにアワアワしちゃうわ、下半身は膨らんじゃうわで(笑)完全にただの危ない奴と化していましたww

とにもかくにも、そんな感じで貴重な体験をさせてもらったり、舞台上のジョニーさんから元気をもらったりで自分にとっては大切なエネルギー源なのです!


って日記を舞台開演前に書いておいて、居酒屋から今頃送信っていう(笑)



それでは、これから静岡おでんやらちりとり鍋をつつきながら、恵比寿でエビスコきめやろうかと思いますのでこの辺で…。


ジョニーさんどうもお疲れ様でした!
| 観劇 | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
イキウメ観劇番外編-2
さてさて、いよいよ始まりますよっていう段階になってからチビッ子リャンちゃんの前の席の方がやけに座高が高いという、プロレス観戦時によくある現象が(笑)

う〜ん困った。自分の前の方も同じくらいの座高だし…

って、ん?通路側の先輩の前は低い感じじゃね?

そこで「ちょっと先輩リャンちゃんと席変わって上げてくれませんか?」とお願いすると…

「端っこのが寝やすいからヤダ!」とまさかの理由で却下( ̄□ ̄;)!!


テメェコラ!本気で寝る気かコラ!?


「ちょっと先輩見てみなさいよ!前の方の背中越し右へ左へと除き込むように舞台を観ている健気なリャンちゃんの姿を!」

しかしこれにも、聞こえないフリでまさかのノーレスポンス!!


コノヤロー!寝る気満々かコラ!!


まぁ途中からその前の方が若干頭を垂れた感じになりリャンちゃん本人も大丈夫だと言うんで一安心。

すると今度は、前回の最後で触れたリャンちゃん&ママさんの二人がちゃんと話について行けるのかという不安が再び頭をもたげてくる。

しかしこの不安も、リャンちゃんの方から「ここはこういうことだよね?」といった感じの確認があるので、ノー問題!

ていうか、寧ろ自分よりしっかり理解してる感すらある(笑)


ただ、劇中一度だけ自分に質問してきたのが…


「パンチラって何?」


まさかこんな所でパンチラの意味を説明することになるとは…(笑)

ついでに、ハミ○ンやらチ○ポジなんて類義語も説明しようと思ったんですが、不謹慎なのでガンバッテ自粛しました。


問題なのは、リャンちゃん越しの暗闇に浮かぶママさんの眉間にシワを寄せた顔だ(笑)


オイオイどんだけ難しい顔してんだよ?大丈夫か?!


そこでリャンちゃんに「ママさんはちゃんと分かってるかな?」と聞くと、リャンちゃんママさんとヒソヒソ話した後に、「知ってるってよ!」

「知ってる?何を知ってんの?!」


「パンチラ!」


いやいやいやそこじゃねぇよ!てか、もうパンチラから離れろ(笑)


こういうやりとりをしている感にも左隣の先輩がちゃんと覚醒しているのかを逐一チェック!

どうですか?この持ち前のおばあちゃんっ子気質全開の全包囲気配りシステム!我ながらGJだな(o`∀´o)


さて舞台に目を移すと、ストーリーやら何やらは前回話したので、それ以外の部分の感想などを少々。


まず安井順平さんね!

アクシャンですよ!元アクシャンの安井さんですよ!!

見方によっては、安井さん演じる保険調査員の横道を中心に話は進んでいくとも取れるこのストーリー。(横道なのに中心とはこれいかに笑)

特に展開的に緊迫した場合がどうしても多くなるので、尚更のこと安井さんの絶妙な間でのツッコミが冴え渡る!

またよく通る声なので、とても聞き取りやすい。

「ん?どうした、どうしたぁー?」とか言うの、あのまるで肩に力が入ってないような口調で。

周りのほぼ全員がガッチリ肩に力が入ってる(役どころ的に)場面でね。こうして書いてて改めて安井さんの重要性を再認識だわ。


あと狂気の真壁を演じた古河さんも素晴らしかったですよね。

本当に見ていて、若干血の気が引くかのような感覚に陥りましたからね。


そうそう真壁と言えば、自分が前回書いたあらすじの真壁の部分をあの真壁刀義にしてみると…何だか妙にハマってて面白いんですよね(笑)

ドミノの存在を「ブレてブレてしょうがねぇお坊っちゃまくん」に置き換えて、お前のせいでこっちゃ今まで…っていうね(笑)

で、そいつを抹殺することに異常な執念を燃やしていてね。皆離れて行くのに何故にそこまでして?って感じでよりそう秋山ケイトがマホンっていう(笑)

しかも気付いみたら、立場が入れ変わっていて自分が絶大なる支持を得ているって現在まで…。

劇中の真壁に言ってやりたかったもんなぁ「これが現実だよ!」ってね。


最後は、引き込まれまくったまんま大どんでん返しで幕!!

そして、カーテンコールの拍手喝采!舞台上の素晴らしき演技者達に4人共力強く手を叩きました。


開演前の睡魔もどこへやらきちんと最後までおっきしていてエライ子ちゃんだった先輩は、「最初から怪しいと思ってたんだよなぁ」と分かり易す過ぎる後付け発言で悦に入っているので、そろそろこの後の飲みを視野に入れた自分は「流石ですねぇ」的な感じで持ち上げておく(笑)


リャンちゃんも「面白かったねぇ!奥が深かったよ!」と大満足のご様子。ただ「ラストシーンはあの後どうなったの?!」と聞いてくるので


「それを見せちゃうともしかしたら完全なるバッドエンドになりかねないから、その辺は観ている人それぞれの想像に任せてるんでしょ」そう先輩が言うと納得していました。今日初めてまともなこと言ったよこの人(笑)


そして心配だったママさんの感想やいかに?!「ママさんどうでした?分かりました?」と聞くと


何を失敬なと言わんばかりの口調で「勿論、勿論!」と連呼することで分かっているということを強く主張する可愛いらしいママさん(笑)

更に、「この舞台を観るとアタシの前に誘ったのが恥ずかしくなるね!」と本気で照れてる様子のどこまでも純なママさん(*´∇`*)

そのママさんが誘ったってのは、前回にも書いたママさんの知り合いの方が出演した役者学校の卒業公演のことで、その内容が色んな時代を行ったりきたりし過ぎて分かり辛かったわけだけど。

それをママさんも気にしてたわけだ。

「あれは学校を卒業した役者さんが色んな役をやる為の舞台だからそれぞれの役者さんの演技を堪能するには良かったと思いますよ。」自分がそう言うと、ママさんの顔にいつもの笑顔が戻った。


って言うのに、その横で「ありゃ眠かったもんなぁ!」と余計な悪態をつく先輩!

幸い端と端で聞こえてなかったけども(笑)リャンちゃんには聞こえていたらしく、うんうんと同意しながらもケンチロさんナイスフォローと言った感じの目配せをしてくるもんだから、キュート過ぎて困ってしまった!


そんなこんなで、4人全員大満足でこの後の飲み会に雪崩込んだのでした。


お陰様で美味しいお酒が飲めて、日本酒も進みました!

馬のもつ鍋やらミミガーやら初体験の味に舌鼓を打ちながら、先輩の5泊6日の中国一人旅の話やら、TDL好きのママさんからお土産を貰ったりしながら夜は更けていきました。


って気付けば、また無駄に長くなってしまいましたね。


まぁこの日は開演前から色々ありましたからね。とても充実の濃いー1日でした。

大好きな人に会えて幸せな気分になり、非現実的な世界に浸って引き込まれ、興味深い内容に刺激を受け、楽しく酒を飲み色々と発散出来た。


こんなん味わっちゃうと逆に現実の日常に戻るのが億劫になるってもんだけど…その分の元気もしっかりと充電しましたからね!


次の日に先輩から来たメールに「オレがドミノだってことも分かったし」という謎の一文がありましたけども(笑)

自分も前回書いたように、いつドミノになってもいいように叶えたい願いはこれからも強く願い続けていようと思います。

そうすればいつかきっと…っていうか今までもそうしてきたんだから。

これからだってそれくらいの心がけなんてなぁ…



余裕のヨッチャンイカだよ!!(真壁刀義ism)
| 観劇 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
イキウメ観劇番外編-1
待ち合わせ場所の赤坂見附駅の改札には自分が一番乗り。

隣の溜池山王にはド○モ時代に何度か行ったことがあるが、お隣のこの駅は初めてなので赤坂レッドシアターまではどの出口からが近いのかを駅員さんに聞いて周辺地図を見て場所と行き方を把握し、後は皆を待つばかり。

と、ここで!雑踏の中でとあるモデルさんの姿を見つける!

これまで街中で芸能人を見掛けたことは数あれど、東京駅のホームで永ちゃんを、ポートランドのフランス料理屋で中井貴一を、眼鏡屋に入っていく八嶋智人をといった感じで、大体が男性有名人な上に自分が大好きな人ってわけでもないので、ちょいテンションが上がるくらいのもんだったんですが、

今回のケースは、とにかく自分が大っ好きな方だったので生で見れたことに超絶感動&失禁寸前!

主に雑誌のモデルやアーティストのPVとかCMに出演されていらっしゃるこの方はブログもやられているので、そこで自分はあれって本当にご本人だったのか?っていう確証が欲しかったもんで、コメントで思わず質問しちゃったんです。

そしたら、「それ私です。」と気さくに答えてくれましてねぇ(*´∇`*)

いやぁもう嬉しかったなぁ!なんならオレ今ドミノなんじゃねぇか?って思っちゃうくらい(笑)


そんなのっけからクライマックス状態で体が温まったところに、リャンちゃんとママさんが待ち合わせ時間前に到着するも、残る一人が待ち合わせ時間を過ぎても姿を現しやがらない。

しもっち先輩だ!

これが仕事で遅いならまだしも1時間前「早めに終わったからアキバで時間潰してから行く」ってメールが来てたもんで、全く随分呑気に構えてんなぁと3人で話してるところに、さほど慌てる様子もなくおっとり刀で登場。

先輩が田上ファンだったってことを再認識させられる瞬間でした(笑)


全員揃ったので、駅から2分ほどの場所にある赤坂レッドシアターへ。道すがら先輩が「ここら辺来たことあるなぁ」と言い出したので、「飲みにですか?」と聞くと

「自転車で!」と先輩。


「えっ何処からですか?」と返すと、


「家から」だって…中学生の夏休みかっ!!!


しかもつい最近って(笑)


まぁママさんもリャンちゃんも既にそんな先輩の自由人気質丸出しの生態を理解しているので、普通に笑って受け流していました。


そんなこんなで、赤坂レッドシアターのあるビルに到着。地下1Fに劇場があっるらしく1Fにはなんとも欧州の香り漂うバーっていうかバルがあって、異国情緒がプンプン!

そんな風景に見とれていると、劇場の受付にジョニーさんの姿を発見。

しかしこの流れでジョニーさんって書くと、外人さん登場みたいな感じになるね(笑)

裏方として、イイ声を響かせ受付業務に励むナイスガイ、ジョニーさんにさっそく挨拶をして例のブツを渡す。

今、ノアの地上波が終了したことにより、自分の周りにはリアルタイムでノアの激闘を視聴出来ない人がわんさといます。そんな皆にG+やらサムライを見れる自分が、それをお届けするのはこれノアヲタとしての義務だと思っております!(誰もDVDに焼いた的なことは言ってませんからね!)

姉夫婦にも、親友にも、ジョニーさんにも、そして先輩にも…

ってあれ?先輩に渡し忘れたの今思い出した!まぁいいや(笑)


そしてジョニーさんとノアヲタトークを展開していると、程なくして「開演間際になると混雑する」というジョニーさんからの忠告があったので、受付でチケットを引き替えようとするも、さっきまでその辺にいた先輩の姿がない。

全くちょっと目を離すとすぐコレだよ!と思って辺りをキョロキョロしていると、「ATMに行ったみたい」とリャンちゃん。

「もう、アキバでぶらぶらしてたんだからそん時に降ろせばいいのに」と自分が呟くと、

「う〜ん、なんだかまだ半分寝てるみたいだもんねぇ」とリャンちゃんが言うので、「そうかぁ?いつも半分寝たような顔してるからなぁ。しかも休みの日じゃなくて仕事帰りだよ?」と言うと、

「うん、でも眠そう!」

と念を押すリャンちゃん。それはまるで、気をつけろ!という警告のようでもあった(笑)


ってことで先輩が戻ってくるまで待つことに。何故なら今回のチケット代は自分と先輩の二人での割り勘。リャンちゃんの分は就職祝い、ママさんは前回の舞台のチケ代を持ってもらったから今回2人からは頂かないのだ。

しかし、なかなか戻ってこないので待ちきれずに、自分が立て替えておこうと受付に向かうと、やっぱりおっとり刀な田上ismを無駄に発揮して先輩ご帰還!

しかもママさんとリャンちゃんが「申し訳ない!払う!払う!」と騒いでいる横で、「万札しかないから出しといて」って、じゃあ今ATM行く必要無かっただろ?っていう(笑)

しかも、いいんじゃない?(2人から)貰っておけば的なスタンスを取り出す始末(笑)


この混乱状態をなんとかいなして、いよいよレッドシアター内部へ潜入!

新しい建物のスメルが漂う何ともコジャレた内装で、座席につくと何とも落ち着くいい雰囲気!

しかも新幹線の席のように前の席の背もたれに簡易テーブルが備えつけられていて、アンケートなどを書く時にとても楽ちん!

左端から先輩、自分、リャンちゃん、ママさんと言う順で着席。ママさんもリャンちゃんも「凄くいい雰囲気」と口を揃える。通路側の席に陣取った先輩も「うんいいなぁ!」と満足気。

何がいいのかと思いきや、「これならよく寝られそうだ!」


って、オイ!!


自分が光の速さで突っ込むと、先輩は「冗談冗談!」と笑っているが、隣で「アレはきっと寝るね!」と先輩に取りついた睡魔の存在をいち早く見抜いていたリャンちゃんが目を光らせている!

「前の時も(ママさんの知り合いの舞台)寝てたよねぇ。誰とは言わないけど!」とリャンちゃんがチクリとやるが、先輩完全無視(笑)


そして、その奥で「ドミノってどういう意味?」と言い出すママさん。

隣のリャンちゃんが教えて上げるだろと思って様子を見ていると、リャンちゃんも難しい顔をしている!

自分が説明すると、リャンちゃんはど忘れしていただけだったらしく、「あぁハイハイ!」と納得し、再度ママさんに説明しようとするも、再び考え込む!

「中国語でどういうんだっけ?!」

そういうことか。リャンちゃんはバックから電子手帳を取り出しせっせと調べて、ようやくママさんに説明するも、当のママさんの顔からはまだクエスチョンマークは消えていない(笑)

更に、パンフレットに書かれているストーリーを読んで難しい顔をし出すママさん(笑)

いつもはそんな姉さん(リャンちゃんはママさんをこう呼ぶ)をサポートする才女リャンちゃんもどことなく不安気だ!


こんな調子で2人は、劇の内容を把握出来るのか?(笑)


そして、先輩は睡魔に打ち勝てるのか?(笑)


さらに、強力なボケキャラの先輩と天然系ボケキャラのママさんを両脇に、自分とリャンちゃんは2人のボケを拾い切れるのか?


それどころか、何ならリャンちゃんもボケキャラに化ける要素を持っているわけで、まさかの1vs3の局面を迎えてしまうのか??



以下、パート2につづく…
| 観劇 | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『関数ドミノ』
090523_0414~01.jpg
『関数ドミノ』09年5月21日(木)赤坂RED/THEATER



「ドミノ幻想」では、

世界はある特定の人間を中心にして回っていると考える。万能の力が特定の個人に宿っており、世界の常識から外れることなくその「力」はひっそりと本人の望むものを与え続ける。本人に合わせて矛盾なく世界を調整する。

ゆっくりと準備されたその「力」の連続は、本人も気付くことなく、周囲にも気付かれない。他の人間の運命はその為に調整され、良い方にも悪い方にも変更を余儀無くされる。

ドミノは思いの強さに比例し、スピードを上げる。

最も速いものは「ドミノ一個」と呼ばれ、思った瞬間結果が現れる。

それは奇跡と呼ばれる。

____________


物語は、ある地方都市で起きた奇妙な交通事故がキッカケになり、その事故の当事者と目撃者に担当の保険調査員を加えたメンバーが事故の検証をしていくのだが、目撃者の内の一人真壁という男が、この事件は「ドミノ幻想」でしか証明出来ないと言い出し…まるで話が見えていないメンバーに向かって語り始める真壁。そして自らが考える「実験」に乗るのか乗らないのかをメンバーに迫ってくるのだった。


全てを他人のせいにして、ネガティブパワー全開で暗闇をさまよい続けてきた男・真壁にとって、ドミノという存在はある意味で心の拠り所だった。

今までの駄目だった人生は全て身の周りにドミノがいたから…だからオレはいつも貧乏クジを引かされてきたんだ…。そう思い込みドミノという存在を逃げ道にすることで、今まで自我を保ってきた。


だからこそ、真壁はドミノが本当に実在することを証明する為の「実験」に異常なまでの執念を燃やす…

何故ならば対象とする人物がドミノであることが確定出来れば、その人物と関わらないことでドミノに邪魔されない自分だけの人生を歩める。その為に「実験」に関わるメンバーを自らの思想で支配しようする…。

[その様は…観ていて恐怖を覚えるほどの凄みがありました。]


そんな正気の沙汰を失いかけた状態の真壁に寄り添い運命を共にする女性・秋山景杜(ケイト)

彼女は一番身近で真壁をサポートする良き理解者でありながら、ドミノに対してその存在を憎む真壁とは違い独自の思想を持っていた。

そもそもドミノとは、ある特定の人物に期間限定で神様が宿った状態のことを指す。ならばその持ち回り式の神様がいつ自分のところに回ってきてもいい様に自らの願いは常に心の中で思い続けよう。そうすればいつかは…。

[自分はこの彼女の思想に強い共感を覚えました。]


ドミノは思いの強さに比例する。そして本心から純粋な気持ちで願わなければその願いは叶わない。


その為に「実験」は慎重に段階を踏んで行われた。

スパイとなって対象者・左門に近付いた実験メンバーの一人土呂は、まず二人の間に友情という名の信頼関係を築くことに全精力を注いだ。それによってドミノの良心や同情ではない本心を引き出せる筈。その状態で左門が願った思いが本当に叶ったならば…彼は間違いなくドミノである!

そう信じて、土呂は自らの命をかけてこの実験に望んでいた。


そんな、それぞれの思惑が複雑に絡み合って迎えた「実験」最終日。


ここからクライマックスに向かい更に混沌とした状態になっていく中、息をもつかせぬ緊迫した展開が一気に押し寄せてくる!



まず観終わってから初めに自分が感じたことは、最後の最後にそうきましたか。でも、そうなってくると色々な見方が変わってくるよなぁ…うーんコレもう一回観たいなぁ!という欲求でした(笑)


それと「ドミノ幻想」…もしかしたらこれって本当にあるものなのか?思わずそう信じ込まされてしまうほどの妙な説得力がこのハナシの中には詰まっていました。

今回もまた現実と非現実の紙一重で表裏一体な世界観に序盤からグイグイ引き込まれていったんですが、その程よい非現実感が、ひょっとしたら自分の身近にも…というリアリティを生み出し、それによって冒頭の感情を植え付けられてしまうって寸法なのです。


そして結局のところ、信じないものは何も救われないっちゅうことで、信じて願い続けていればいつかきっと…。

そういう意味で自分はやっぱり秋山ケイトの思想を支持します。ネガった時にはとことんネガっちゃう自分には今前を向く姿勢が大切。だから秋山さん(not準)の思想はここ最近の前を向こうとする自分の心情を表すかのようで…少なくとも自分の中ではただの架空の幻想では片付けられない気がしています。


人って心の底から本心で神頼みを願う機会ってそんなにしょっちゅうあるわけじゃないと思うんです。強く強く願う時ってのはそれだけよっぽどの時だ!そういう見方をするとまた一段とリアリティが増してくるんだなコレが。


例えば、小橋さんの復帰を強くこい願うファンの中にドミノがいたとしたら…。

自分の婆ちゃんを今夜が山田から蘇らせてくれた奇跡が「ドミノ一個」だったとしたら…。


とまぁ、これ以上いくと自分の方が狂気染みた感じになりかねないのでやめときますが(笑)要はそんだけどっぷり浸かってしまったってわけなんですよ!

だからオススメするんですよ。イキウメさんの舞台のこの病み付き感がねぇ。ハマるんですよ!

なんでも次回公演は、12月に新作を予定されているそうなんで、今から楽しみです。

何なら今年の残り数ヶ月はこの次回公演を励みに生きてイキマス!

それと、いつ自分に回ってきてもいいように常に願い続けておくことも忘れずにいようと思います!


「欲しがりますから勝つまでは!」


というわけで、「関数ドミノ」観劇日記…ここまで読んでもらった方は既にお分かりだと思いますが、未だにイキウメのあの世界観から抜け出せずにいるので、あらすじをなぞっていくのがメインになってしまいました。

っちゅうことで、次の日記ではイキウメ観劇番外編として、準レギのお二人さん+とにかく眠くてしょうがなかった先輩を交えて、いつものような脱線しまくりなノリで行こうと思います。

あと自分らが行った翌22日に辺見えみりさんが観に来られてたとか。それ以外にも自分がよくブログを見ている女優さんもイキウメ行きました。とUPされてたりで、自分ミーハーではないんですが純粋に凄いなぁと思いました。

だって劇場内も満席の上に階段に補助席が作られてましたからね!5・8〜24までのロングラン公演でのことなんだからその大人気っぷりが伺えますよね(*´∇`*)


まぁその辺のことも次回に…ね。


それではこの辺で、閉幕シュルシュルシュル!(岡田ism)
| 観劇 | 08:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
イキウメニイキマス!
明日21日は、マイミクのジョニーさんが所属される劇団イキウメの舞台を観に行きます。


面子は、自分と舞台好きの先輩と元火鍋屋のママさんと看板娘のリャン(仮名)ちゃんの4人。

去年から必死に就活に励んでいたリャンちゃんから「ようやく内定をもらった!」と聞いた時、こりゃお祝いがてらに何か企画せねば…と思案していた矢先に、ジョニーさんとこのイキウメの舞台が5月から赤坂であるっちゅうことで、観劇⇒お食事と行こうじゃないかと相成ったわけです。


思えば、ジョニーさんが客演で参加されたエンタメ時代劇に、今やhitomiの旦那さんになった盟友・羽田さんの幕末時代劇など新宿で舞台を観劇した帰りには、そこから程近い場所にあったママさんの火鍋屋に寄るのがお決まりのコースになっていて、

そこで火鍋をつつきながらパンフレットを見せて、その日観てきた舞台の話を聞かせている内にママさんもリャンちゃんも舞台を観劇することにとても興味を示すようになっていったのです。

なので、その時からいつかタイミングが合えばと話していました。

そして、その念願の初観劇を実は今年に入ってから済ませていました。ママさんのお知り合いの方の演劇学校卒業記念として行われた舞台を大山まで観に行ったのです。

それは中央にある舞台のステージを挟むようにして左右に客席があるという珍しい形での観劇でした。内容的には、いくつもの時代を行ったりきたり矢継ぎ早に展開していく構成が多少分かりづらいかなと思いましたが、演者さんの方は卒業したてとは思えない程しっかりと演技をされていて、加えてフレッシュで初々しく一生懸命な感じがキュンときて、清々しい余韻を与えてくれる清涼剤的効果のある舞台でした。

そして観終わった後の2人の満足気な顔を見て、良かった良かったと安堵する気持ちと共に、この次はイキウメさんの舞台を観せて上げたい!という欲求が沸いてきちゃったんですよねぇ。

で、それがリャンちゃんを祝うタイミングで実現できるってんだから願ったり叶ったりとはまさにこのことです。

そのママさんお知り合いの舞台の後の飲みで、帰ったらES(エントリーシート)徹夜でやんなきゃなぁ。と溜め息混じりに呟きながらも、だけど妥協せずに絶対に自分が希望する業界に進んでみせる!と意気込んでいた彼女がキラキラしていて何だかとても眩しかったのを今でもよく覚えています。

その努力が報われたんだから本当に喜ばしい!!


そして、そんな絶妙なタイミングで巡ってきたイキウメさんの舞台観劇の機会にこれまた絶妙なトッピングが加わることになります!

それは来るべき日を迎えるに当たりママさん&リャンちゃん御両人に、自分が自信を持ってオススメするイキウメさんの舞台を地上波放送で観賞してもらえるということ!


去る5月1日の22時半より天下の国営放送NHK教育TVにおいて、『イキウメ短編集』と題して4本の短編が放送されたのです!

その内の2本は、自分が去年三鷹で観に行った時の4本の短編集の中の2本でした。


これを仲間内に宣伝しまくり、勿論ママさんとリャンちゃんにも必ず観るように!と伝えて、自分もオンタイムでTVにかぶりつきでもって、スゲェ〜な〜ジョニーさん!悪いことしたわけでもないのに公共の電波に乗ってるよ〜!と興奮しながら前半部分だけ観賞させていただきました(笑)←ジョークです!

しかし新聞のラテ欄を見てもNHK教育TVで…『イキウメ』って単語が踊るのもまた凄いっちゅうか(笑)何ちゅうか…とにかく痛快でした!

そして改めて、こんな凄い劇団の舞台を見させていただけるのかと、オレみたいなもんが大丈夫なのかと、有り難みも増しつつ若干卑屈にもなった状態で、何はともあれ、これにて準備万端!舞台は整ったのであります!


時は来た!(破壊王ism)


いざ行かん、赤坂レッドシアターへ!!


ママさんとリャンちゃんの期待と、先輩の…特にないな(笑)

あと自分のほんのちょっとの下心と、NOAHのDVDを携えて!


最後に、赤坂と聞いて若干びびってたじろいだってのはここだけの秘密なのだ(。-`ω´-)
| 観劇 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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