さてさて、いよいよ始まりますよっていう段階になってからチビッ子リャンちゃんの前の席の方がやけに座高が高いという、プロレス観戦時によくある現象が(笑)
う〜ん困った。自分の前の方も同じくらいの座高だし…
って、ん?通路側の先輩の前は低い感じじゃね?
そこで「ちょっと先輩リャンちゃんと席変わって上げてくれませんか?」とお願いすると…
「端っこのが寝やすいからヤダ!」とまさかの理由で却下( ̄□ ̄;)!!
テメェコラ!本気で寝る気かコラ!?
「ちょっと先輩見てみなさいよ!前の方の背中越し右へ左へと除き込むように舞台を観ている健気なリャンちゃんの姿を!」
しかしこれにも、聞こえないフリでまさかのノーレスポンス!!
コノヤロー!寝る気満々かコラ!!
まぁ途中からその前の方が若干頭を垂れた感じになりリャンちゃん本人も大丈夫だと言うんで一安心。
すると今度は、前回の最後で触れたリャンちゃん&ママさんの二人がちゃんと話について行けるのかという不安が再び頭をもたげてくる。
しかしこの不安も、リャンちゃんの方から「ここはこういうことだよね?」といった感じの確認があるので、ノー問題!
ていうか、寧ろ自分よりしっかり理解してる感すらある(笑)
ただ、劇中一度だけ自分に質問してきたのが…
「パンチラって何?」
まさかこんな所でパンチラの意味を説明することになるとは…(笑)
ついでに、ハミ○ンやらチ○ポジなんて類義語も説明しようと思ったんですが、不謹慎なのでガンバッテ自粛しました。
問題なのは、リャンちゃん越しの暗闇に浮かぶママさんの眉間にシワを寄せた顔だ(笑)
オイオイどんだけ難しい顔してんだよ?大丈夫か?!
そこでリャンちゃんに「ママさんはちゃんと分かってるかな?」と聞くと、リャンちゃんママさんとヒソヒソ話した後に、「知ってるってよ!」
「知ってる?何を知ってんの?!」
「パンチラ!」
いやいやいやそこじゃねぇよ!てか、もうパンチラから離れろ(笑)
こういうやりとりをしている感にも左隣の先輩がちゃんと覚醒しているのかを逐一チェック!
どうですか?この持ち前のおばあちゃんっ子気質全開の全包囲気配りシステム!我ながらGJだな(o`∀´o)
さて舞台に目を移すと、ストーリーやら何やらは前回話したので、それ以外の部分の感想などを少々。
まず安井順平さんね!
アクシャンですよ!元アクシャンの安井さんですよ!!
見方によっては、安井さん演じる保険調査員の横道を中心に話は進んでいくとも取れるこのストーリー。(横道なのに中心とはこれいかに笑)
特に展開的に緊迫した場合がどうしても多くなるので、尚更のこと安井さんの絶妙な間でのツッコミが冴え渡る!
またよく通る声なので、とても聞き取りやすい。
「ん?どうした、どうしたぁー?」とか言うの、あのまるで肩に力が入ってないような口調で。
周りのほぼ全員がガッチリ肩に力が入ってる(役どころ的に)場面でね。こうして書いてて改めて安井さんの重要性を再認識だわ。
あと狂気の真壁を演じた古河さんも素晴らしかったですよね。
本当に見ていて、若干血の気が引くかのような感覚に陥りましたからね。
そうそう真壁と言えば、自分が前回書いたあらすじの真壁の部分をあの真壁刀義にしてみると…何だか妙にハマってて面白いんですよね(笑)
ドミノの存在を「ブレてブレてしょうがねぇお坊っちゃまくん」に置き換えて、お前のせいでこっちゃ今まで…っていうね(笑)
で、そいつを抹殺することに異常な執念を燃やしていてね。皆離れて行くのに何故にそこまでして?って感じでよりそう秋山ケイトがマホンっていう(笑)
しかも気付いみたら、立場が入れ変わっていて自分が絶大なる支持を得ているって現在まで…。
劇中の真壁に言ってやりたかったもんなぁ「これが現実だよ!」ってね。
最後は、引き込まれまくったまんま大どんでん返しで幕!!
そして、カーテンコールの拍手喝采!舞台上の素晴らしき演技者達に4人共力強く手を叩きました。
開演前の睡魔もどこへやらきちんと最後までおっきしていてエライ子ちゃんだった先輩は、「最初から怪しいと思ってたんだよなぁ」と分かり易す過ぎる後付け発言で悦に入っているので、そろそろこの後の飲みを視野に入れた自分は「流石ですねぇ」的な感じで持ち上げておく(笑)
リャンちゃんも「面白かったねぇ!奥が深かったよ!」と大満足のご様子。ただ「ラストシーンはあの後どうなったの?!」と聞いてくるので
「それを見せちゃうともしかしたら完全なるバッドエンドになりかねないから、その辺は観ている人それぞれの想像に任せてるんでしょ」そう先輩が言うと納得していました。今日初めてまともなこと言ったよこの人(笑)
そして心配だったママさんの感想やいかに?!「ママさんどうでした?分かりました?」と聞くと
何を失敬なと言わんばかりの口調で「勿論、勿論!」と連呼することで分かっているということを強く主張する可愛いらしいママさん(笑)
更に、「この舞台を観るとアタシの前に誘ったのが恥ずかしくなるね!」と本気で照れてる様子のどこまでも純なママさん(*´∇`*)
そのママさんが誘ったってのは、前回にも書いたママさんの知り合いの方が出演した役者学校の卒業公演のことで、その内容が色んな時代を行ったりきたりし過ぎて分かり辛かったわけだけど。
それをママさんも気にしてたわけだ。
「あれは学校を卒業した役者さんが色んな役をやる為の舞台だからそれぞれの役者さんの演技を堪能するには良かったと思いますよ。」自分がそう言うと、ママさんの顔にいつもの笑顔が戻った。
って言うのに、その横で「ありゃ眠かったもんなぁ!」と余計な悪態をつく先輩!
幸い端と端で聞こえてなかったけども(笑)リャンちゃんには聞こえていたらしく、うんうんと同意しながらもケンチロさんナイスフォローと言った感じの目配せをしてくるもんだから、キュート過ぎて困ってしまった!
そんなこんなで、4人全員大満足でこの後の飲み会に雪崩込んだのでした。
お陰様で美味しいお酒が飲めて、日本酒も進みました!
馬のもつ鍋やらミミガーやら初体験の味に舌鼓を打ちながら、先輩の5泊6日の中国一人旅の話やら、TDL好きのママさんからお土産を貰ったりしながら夜は更けていきました。
って気付けば、また無駄に長くなってしまいましたね。
まぁこの日は開演前から色々ありましたからね。とても充実の濃いー1日でした。
大好きな人に会えて幸せな気分になり、非現実的な世界に浸って引き込まれ、興味深い内容に刺激を受け、楽しく酒を飲み色々と発散出来た。
こんなん味わっちゃうと逆に現実の日常に戻るのが億劫になるってもんだけど…その分の元気もしっかりと充電しましたからね!
次の日に先輩から来たメールに「オレがドミノだってことも分かったし」という謎の一文がありましたけども(笑)
自分も前回書いたように、いつドミノになってもいいように叶えたい願いはこれからも強く願い続けていようと思います。
そうすればいつかきっと…っていうか今までもそうしてきたんだから。
これからだってそれくらいの心がけなんてなぁ…
余裕のヨッチャンイカだよ!!(真壁刀義ism)